2011年9月6日〜8日の3日間、神奈川県のパシフィコ横浜・国際会議センターにて、ゲーム開発者の技術交流などを目的としたCEDEC(コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス) 2011が開催された。 本稿では、CEDEC 2011の開催最終日となった2011年9月8日に実施された“熱意を形にするプロジェクト〜ダンガンロンパで目指したちょっとオンリーワンなゲーム〜”の模様をリポートしよう。 今回の講演は、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のプロデューサーを務める寺澤善徳氏と、シナリオを担当した小高和剛氏が講師を務めた。テーマは、ちょっとだけオンリーワンなゲームを創るにはというもので、「よくあんなタイトル作ったなと言われます」と寺澤氏が説明するほどの、独創性溢れる『ダンガンロンパ』という企画がどう実現し、どう人気を獲得していったか、その変遷を語る内容になっていた。