ベネッセは2009年5月21日、小中高校正のICT(情報・通信に関連する技術、Information and Communication Technology)に関する調査結果【子どものICT利用実態調査】を公開した。その調査結果によると、中学生の6割強、高校生の8割が、携帯電話について「いつでも必要な情報を調べることができて便利」と考えていることが明らかになった。中高生も携帯電話を「情報端末」として認識していることの表れといえる。一方で携帯電話に依存する傾向もいくつかの回答項目で見られ、良い事ばかりではないことがうかがえる。 今調査は2008年9月から11月にかけて行われたもので、調査対象は小学4年生から高校2年生まで、有効回答数は計1万0267人。調査方法は学校を通しての質問紙による自記式調査。なお今回の調査結果項目は「自分専用・家族と一緒に使う携帯電話を持っている」人のみを対象とし、