ドラマ「リアル・クローズ」に登場する服がウェブサイトで販売されるというのが話題になっていますね。私は以前婦人服メーカーに勤務経験があるのですが、所謂衣装提供、という形で新作をドラマやニュースなどの中で役者さんやアナウンサーさんに着て頂き、それらをファッション雑誌や自社の店舗で「あの女優さんがあの番組で着ていたコーディネートです」とやる展開をしていましたので、今回の動きは雑誌や店頭がECに移動しただけで何ら変わりはない、と考えています。ですが私のこの考えはあくまでもアパレルメーカーもしくは消費者の眼差しからのものであり、ECサイト運営という立場に視点を移した場合、ECの主導権が楽天やライブドア、Yahooなどにあるのか、あるいはテレビ局の傘下に置かれるのか、を占っていくものになるのではないかな、と思っています。以下は「何故そのように思ったのか」の解説です(長いです) ◆「衣装提供」という広告