このblogのタイトルにもしたのだが「Dessinデッサン」というのは奥が深い。未だにそれが何なのか言語化できずにいるのだが、少しずつでも考えを記述していこうと思う。 今の職場は総合大学のデザイン学科だが、受験にデッサンを課していない。そしてデッサンをすることの意味を理解している教員は私の他にはおそらくいない。 でも、デッサンをやった方が良いという教員もいる。 その考えが分からないので「どうして?」と聞くと「考えた形を人に示すために絵が描けなければならない」なんて、つまらないことを言ったりする。 デッサンというものが絵を描けるようになる為にだけあるのなら、美術やデザインの勉強にデッサンなんてホントは必要ないのだ。具象美術は死に絶えてるし、デザインの現場ではCGが使われている。 ではなぜデッサンをやるのかと言うと、それは物の見方や考え方を鍛錬する為だ。つまりデッサンをすること自体に意味がある
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