神戸出身の若手ライター。「デジタル閻魔帳」を連載開始以来愛読し続けた結果、遂には麻倉怜士氏の弟子になった。得意ジャンルはオーディオ・ビジュアルにかかる技術と文化の融合。「高度な社会に物語は不可欠である」という信念のもと、技術面と文化面の双方から考察を試みる。何事も徹底的に味わい尽くしたい、凝り性な人間。 麻倉氏:今回は2月にNHK技研で開かれた、8Kの見学会に関するお話をしたいと思います。これは5月に開催される技研公開のような大々的なものではなく、総務省をはじめとした関係者を集めて8Kの現状を視察してもらうという小規模なものでした。 ――8K関連の話題ですと、日本テレビが初の8K収録として長寿番組の「笑点」を撮影したことが話題になりましたね。ですがNexTV-Fのイベントなどを見ていると、8Kに積極的なのはNHKかスカパー!という印象があります 麻倉氏:8K技術に関して、世界最先端は間違い
![四国に8Kの未来を見た――完全固定カメラの舞台映像がすごい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/61ef0ba545483ead1d2c6a058682e8517beba7fb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Flifestyle%2Farticles%2F1605%2F11%2Fl_ts_8k01.jpg)