AKBの真の魅力は作品そのものではない。評論家の宇野常寛氏が、AKBと読書が生み出す文化的価値の共通点について語りました(「宇野常寛のオールナイトニッポン0」より)。 【スピーカー】 評論家 宇野常寛氏 【さらに詳しく】 宇野常寛氏主催の「メルマガPLANETS」に入会すると、「宇野常寛のオールナイトニッポン0」の他の書き起こし原稿のほか、豪華連載陣によるここでしか読めない珠玉のコンテンツを毎週読むことができます。今回の放送分はこちら。 宇野常寛:宇野常寛のオールナイトニッポン0(ZERO)本日の2曲目は、NMB48で『太宰治を読んだか?』でした。この曲は秋元さんの歌詞がいいと思うんですよ。この歌詞の物語というのは、多分思春期くらいの生きる意味とかについて、思わず悩んじゃうような主人公、多分男の子だと思うんですけど。彼がある日、おそらく知り合ったばかりの友達に「太宰治を読んだか?」ってい