「2つの壁」を乗り越え、“出島”に再び橋を架けろ!――出島表門橋架橋プロジェクト・渡邉竜一氏たちの挑戦 現在、長崎市で歴史的プロジェクトが進行していることをご存知だろうか。 そのプロジェクトの名は「出島表門橋架橋プロジェクト」。江戸時代と同じように出島と江戸町の間に再び橋を架けようというロマンあふれる事業である。プロジェクトスタートから3年で橋の骨組みが完成。1月28日には大島造船所で見学会が開催され、2月27日には、3年越しで完成した出島表門橋がいよいよ架けられる。設計者の渡邉氏を中心に様々な人々への取材を通して、この歴史的プロジェクトの真の姿を紹介しよう。 そもそも「出島」とは ▲1824年もしくは1825年に描かれた出島の鳥瞰図。扇形をしている(作者 Isaac Titsingh [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由) 中学の日本史の授業で習ったと思うが、今
![「前例のない」仕事に立ちはだかった“大きな2つの壁”――出島表門橋架橋プロジェクト・渡邉竜一氏たちの挑戦](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/709ebeabaf0eac33ef54b359786f08b0048d6848/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnext.rikunabi.com%2Fjournal%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F03%2F20170222123000-4.jpg)