“一発屋”芸人の髭男爵・山田ルイ53世さんは昨年、本を3冊も出しました。「死んだ」「消えた」と言われ続けた“一発屋”を経て、物書きとしての活躍の場を切り開きました。難関私立の中学校受験に成功してからの引きこもり。芸人としてブレークしてからの“一発屋”。浮き沈みの激しすぎる男爵さんは、どんな本を読んできたのでしょうか。けっして「ウソ」ではないけど、ちょっと微妙な「本に囲まれていた」子ども時代について、つづってもらいました。 【画像】中学校時代の髭男爵さん「あの難関私立」入学時の記念写真 「絶頂期」からの転落……今の面影は コラムの連載や、新聞・雑誌への寄稿など、ここ数年“書く仕事”をいただく。 昨年は本を3冊出版。 うち1冊は、“受賞”とか“ノミネート”といった話題にも恵まれた。 有難い。 お陰で何かと取材をして頂く機会が増えた。 記者の方々は、インタビューの冒頭で、 「やっぱり本を沢山読ん