3月25日から、全土でロックダウン(封鎖)措置が取られているインド。多くの工場だけでなく商業施設が閉鎖となり、バスや車も道路から姿を消した。 それにより大幅に大気汚染が激減し、市民らはおよそ30年ぶりに遠く離れたヒマラヤ山脈の絶景を見ることが可能になっているという。『esquireme』『Insider』などが伝えている。 都市封鎖で大気汚染が一気に改善 インドでは、3月25日から新型コロナウイルスの影響を受けて全国的に封鎖措置が取られているが、この数週間で劇的に変化したことがある。 それは、空気質指数だ。 都市封鎖により、自動車、バスが道路から消え、地下鉄も運行を停止。フライトも全てキャンセルとなった他、人口13億6千万人を支える全ての工場が閉鎖となったことで、国全体の大気質が一気に改善されたのだ。 インド中央公害規制委員会は、デリーで大気汚染レベルがロックダウン前日と比較して最大44%