![アジアの若手研究者向け超伝導・低温技術スクールが開かれました | KEK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a0dbb880efe88f6e5142cbb5b5f35e90862c01e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kek.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F02%2FOGP-1200x630-1.png)
すでに衆知のことだけど、CERNで生成したニュートリノビーム(CNGS beam)を使ったOPERA実験において、ニュートリノの速度vを測定したところ、真空中の光速cより有意に速いというセンセーショナルな結果が得られた。 よく分からない結果が出てあーだこーだ議論する状況は、多数の研究者が参加した大プロジェクトでもある話だが、想像以上にメディアの反響があり、あっという間に世紀の大ニュースになって驚いている。 実験の要点 実験に関して重要そうなポイントは、以下を含めた多くの方に語られてしまった後なので、あまりしゃべることがない。 光よりも速く : 大栗博司のブログ 大栗さん 科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) : 油断するなここは戦場だ 野尻さん http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/09/25/neutrino/index.html
stomachman さんの言われるように,20世紀初頭の大難問でした. 1911 年にラザフォードが原子核+電子という模型を提出して以来, 1913 年のボーアの量子仮設などを経て,1926 年にシュレーディンガーが 水素原子のシュレーディンガー方程式の解を示したのが最終解決ですね. 3人ともノーベル賞を受けています. ラザフォード・・・・・・・・1908年,ノーベル化学賞 ボーア・・・・・・・・・・・1922年,ノーベル物理学賞 シュレーディンガー・・・・・1933年,ノーベル物理学賞 ○ 前期量子論風に簡単にやってみましょう. 電子が陽子の周囲を半径 a の円軌道で回っているとして (本当は回っているわけではないが...) 陽子-電子間のクーロン引力が e^2/a^2 (4πε0 がついていないのは cgs 非有理化単位系を使っているから) 遠心力が maω^2 (ωは回転の角速度)
ぼくの新著『天才ガロアの発想力』技術評論社は、な、なんと発売2日で増刷となった。これは、たぶん、ぼくの本で新記録だと思う。まあ、新書や文庫に比べて初版部数が圧倒的に少ないので新記録というと他社の担当編集者に失礼にあたるだろうからあまり騒がないことにするけど、とにかく、ぼくはがんばってくれた編集者に報いるために、1回の増刷を勝ち取ることを目標にしているから、今回は非常に早期に目標を達成してしまったのでほっとしている。(新著の自薦は、『天才ガロアの発想力』出ました! - hiroyukikojimaの日記にて)。 今回も小飼弾さんが、拙著の書評をしてくださった。404 Blog Not Found:群の叡智 - ガロア理論を知るための三作で読める。実に見事な書評である。ぼくの本の特徴が、シャープにまとめられている。 天才の業績を再現するのに天才である必要は必ずしもない。ニュートン力学だって高校
前の記事 紙飛行機で宇宙をめざす戸田拓夫氏 時はなぜ一方向なのか:観察者問題から説明 2009年9月 7日 Chris Lee(Arstechnica) サルバドール・ダリの彫刻『時のプロフィール』、画像はWikimedia Commons 学術論文を読んでいると、時々、これを掲載した編集者たちは「ソーカルされて」いるのではないかという疑問にかられることがある。つまり、いかにも科学的な言葉を並べたニセ論文にだまされているのではないか、という意味だ(「ソーカルされる」なんて言葉はないって? なら是非ともそういう言葉を作るべきだ)。 [ソーカル事件とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル(Alan Sokal)が起こした事件。数学・科学用語を権威付けとしてやたらと使用する、フランス現代思想系の人文評論家たちを批判するために、数式や科学用語をちりばめた疑似哲学論文を執筆し、これを著
ドイツの水族館のタコのパウル君が、WCサッカーの試合結果をぴたりとあてたというので、タコの予言者だの、タコ入りサラダだの、タコの知能は3歳児なみ(?)とか、いや、タコの卵の生存率が 4万分の1と考えると、パウル君のこれまでのタコ生のラッキー度は、占いをあてるより断然すごいのだ、、、、、だの、引っ張る引っ張る。 なぜこのタコがこんなに試合をあてるのか、「タコは予言者」じゃないなにか合理的な理由(視覚とかタコの癖とか)を探そうとするというのは、かくゆう私もいろいろ考えたんだけど、今日はそういう質問に意味があるか、ということを考えてみたい。 毎回の占いでタコが正しい貝を食べる確率は1/2としよう。ドイツ7試合を占えば 1/128 の確率で全部当てる事ができる。これは低い確率かというと、100匹タコがいて、それぞれが7回占えば一匹は予言者タコが生まれても不思議はないわけで、実はそんなに珍しいことで
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