タグ

ブックマーク / www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp (6)

  • Ver.2 » 何とかイオン、の顛末

    感染症学雑誌に論文が出ました。要旨が公開されているので引用します。 殺菌性能を有する空中浮遊物質の放出を謳う各種電気製品の,寒天平板培地上の細菌に対する殺菌能の体についての解析 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター 西村 秀一 (平成24年6月22日受付) (平成24年7月31日受理) Key words: plasmacluster ion, nano-e particle, minus ion, bactericidal effect, ozone 要旨 邦では,空中へ特殊な物質の放出により環境中においてウイルス不活化や殺菌の効果をもたらすとする複数の電気製品が市販されており,寒天培地上に塗布した細菌に対する殺菌効果も謳っている.そこで研究では,プラズマクラスター,ナノイー,ビオンの3機種について,腸球菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌,セレウス菌

  • Ver.2 » マイナスイオンの件、電話取材を受けました

    八戸大学の高大連携事業のマイナスイオンマップの件、朝日新聞の長野記者から電話取材を受けていました。記事になる前に話題にするのはよろしくないので黙っていましたが、日記事が出ましたので紹介します。記事カテゴリーは「朝日新聞デジタル> マイタウン> 青森>」です。 マイナスイオン実習を中止 八戸大 2012年11月09日 「体によい」などと紹介される一方、その根拠があいまいとの批判も多いマイナスイオンについて、八戸大学は今月、3年間続けてきた測定の実習を中止した。大学は「商業用語と科学を混同していた。反省を教育に生かしたい」としている。 マイナスイオンは、一般に空気中の電気を帯びた物質を指すとされ、インターネットには「自然治癒力を上昇させる」とか、「血液サラサラに」などの説明が多い。2000年前後には、効果をうたう家電製品も多く販売された。 一方、科学理解を養う科学リテラシーの講義を持つ山

    chochonmage
    chochonmage 2012/11/10
    わ、これapjさんのブログなのか。知らなかった。
  • DNDメルマガの反論記事 — Y.Amo(apj) Lab

    朝日新聞の記事に対する抗議がDNDメルマガに掲載された。「EM批判記事で、朝日東京社がEM研究機構に陳謝」。 まず、タイトルからしてがミスリーディングである。謝罪があったのは、引用の「形式」についてだけで、内容については誰が見ても比嘉氏の主張をそのまま引用したものとなっている。どこから引用したのかがはっきりしなかったのはミスかもしれないが、EM菌の効果の原因が重力波だという主張を比嘉氏人がしていた証拠は大量に存在する。 比嘉教授の「談話」をネット上にある講演録から無断引用し、引用の出典を明記せず、しかも来行うべき批判の相手先である比嘉教授に取材の申し込みすらなかった。批判する相手に取材をしない、これは取材記者の常識では考えられない不手際だ。ネットから講演の一部を切り剥ぎして「談話」として都合よく扱う、そんなことはこれまで耳にしたことがない。しかも引用した「談話」は、ぶつ切りで一般的に

  • インチキを教えることを正当化するEM擁護の主張 — Y.Amo(apj) Lab

    朝日新聞青森総局の長野剛記者が7月3日付と11日付の2回にわたって青森版に書いたEM批判記事には、琉球大学名誉教授、名桜大学教授でEMの開発者、比嘉照夫氏の「談話」が2度使われた。その「談話」は、比嘉教授に取材の申し込みを一切せずに、ネットから引用して「談話」風に仕立てていたことが分かった。引用した「談話」は、ぶつ切りで意味が十分に伝わらないものになっていた。 朝日新聞の記事というのは、7月3日と7月11日に出されたものである。asahi.comのサイトを見に行ったら移動したのか見えなくなっていた。メモのために引用しておいたので、それを使うことにする(7月3日と7月11日 )。 「談話」と書かれているのは、7月3日の記事で EM菌の効果について、開発者の比嘉照夫・琉球大名誉教授は「重力波と想定される波動によるもの」と主張する。 7月11日の記事で 開発者の比嘉照夫・琉球大名誉教授は、効果は

  • 「ナノ銀」へのコメント(2012/04/26) — Y.Amo(apj) Lab

    【注意】このページの内容は商品の説明ではありません。商品説明中に出てくる水の科学の話について、水・液体の研究者の立場から議論しているものです。製品説明は、議論の最後にある、販売会社のページを見てください。 2011/08/11に、マイナビニュースに「ホタルの再生技術が放射能汚染水を浄化する!?--"ホタル博士"が提唱」という記事が出た。 内容を見た限り、放射能汚染の原因となるRIを吸着して取り除く装置のようである。開発者は、記事によると「同システムを発案したのは、東京板橋区のホタル生態環境館の館長を務める、阿部宣男氏。」。 阿部氏によると、ナノ純銀粒子には、銀イオンが飛び出しても瞬時に元の金属の状態に戻る特異性があり、その際に発生する電気的エネルギーの電位差は1600mV以上となり、放射性物質のマイナスイオンをナノ銀のプラスイオンで瞬時に吸着できるという。 取材を受けて記者に説明したものが

    chochonmage
    chochonmage 2012/04/27
    『化学反応と核の反応ではエネルギーが違い過ぎるので、どうやったって届かない』
  • 2010/09/28 「ムペンバ現象(湯と水凍結逆転現象)のサイエンス 2010」 — Y.Amo(apj) Lab

    2010/09/28 「ムペンバ現象(湯と水凍結逆転現象)のサイエンス 2010」 2010年の雪氷学会の雪氷研究大会で、企画セッション「ムペンバ現象(湯と水凍結逆転現象)のサイエンス2010」が開催された。参加して話を聞いてきたのでまとめておく。なお、このまとめは、天羽が会場でとったメモやスライドを元に書いているので、誤りなどがあればそれは天羽の責任である。 概要 日時 20010年09月28日(火)16:00-17:30 場所 東京エレクトロンホール宮城 A会場:会議室601 主催 ムペンバ現象研究会 世話役:高橋修平 プログラム 司会:前野紀一 進行:小南靖弘、高橋修平 趣旨およびこれまでの経緯 前野紀一 昨年度集会の報告 高橋修平 実験経過報告およびその後情報 ディスカッション 1.趣旨およびこれまでの経緯 前野先生より、次のような話があった。 2008年7月9日のためしてガッテン

  • 1