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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (7)

  • ミステリーではなくなった米国のエボラ2次感染 - 感染症診療の原則

    米国テキサス州の病院で、2例目の2次感染がおき、さらに報道が加熱してます。 恵まれた設備の米国でなぜこんなことがおきるのだ?ということが不安の根底にありました。 もっと過酷な状況のMSFでおきないことがなぜ理想的な環境と思われる米国でおきたのか?です。 CDCが「なぜ?」を鋭意調査をしているなか、衝撃的な展開がありました。 テキサスの病院のナースから内部批判がメディアに伝わっています。 事実はみなが知りたかったことですが、コミュニケーションとしてはますます難しい状況になっています。 しかし。なぜ?は解明されました。残念な内容ですが。

    ミステリーではなくなった米国のエボラ2次感染 - 感染症診療の原則
  • 寄生虫にワクチン・・!! - 感染症診療の原則

    いよいよマラリアに効くワクチンが出来てきたようです。 今年、シアトルのワクチンの会議でもHIVよりも結核よりもPromisingという事で言われていましたので完全なサプライズではありませんでしたが・・。 興味深いと思ったのは、マラリア原虫が感染した人にすぐ抗マラリア薬を投与する。すると免疫システムはマラリア原虫の学習が出来るし、しかも免疫が完全に働けなくても抗マラリア薬が原虫を殺してくれる・・といったApproachの紹介もありました。 Newshoursでやっていたワクチンは半分の人がワクチンで守られる・・といった話でした。有効率50%というと「半分だけ・・?」と思われるかも知れませんが、毎年80万人の生命を奪う病気ですから、仮に半分でも凄いのです。早ければ2015年には使えるようになるかも・・というワクチン。Fundingはビルゲイツ財団でした。 不活化ポリオワクチンの記事書こうと思っ

    寄生虫にワクチン・・!! - 感染症診療の原則
    chochonmage
    chochonmage 2011/10/21
    これは朗報。アフリカでマラリアは半端じゃなく大問題。毎日副作用におびえながら薬飲んでたもんなー。
  • ワクチンのルチン化で、死亡する子どもが97%減少 - 感染症診療の原則

    ワクチンについて報道されるときは、被害、副作用というネガティブな切り口が多いのが日の特徴。 それはメディアのせいでしょうか? そうとばかりもいえません。 ポジティブな語りや情報の提供を、専門家側ができていない、不十分なこともあります。 7月25日のPediatricsには、水痘ワクチンのルチン化によって水痘が原因で死亡する子どもが97%減少したという記事が掲載されていました。 Near Elimination of Varicella Deaths in the US After Implementation of the Vaccination Program Pediatrics この数字を出すためには、事前事後の疫学データを把握する仕組みが必要なわけです。 新しいワクチンが承認に向けて準備されるプロセスにおいて、製薬会社の臨床試験とは別に、公的な部門がこのような仕組みを整え、費用対

    ワクチンのルチン化で、死亡する子どもが97%減少 - 感染症診療の原則
    chochonmage
    chochonmage 2011/08/02
    本筋じゃなくて申し訳ないけど「チ」でいいのか、ってのも気になるな(笑)
  • 市中でささやかれている放射能対策 - 感染症診療の原則

    新型インフルエンザのときにも、いろいろな提案があり、またビジネスも展開されていました。 米国FDAは効果が確認できてないもの、有害のリスクがあるもの、などをとりあげて公開し、消費者への注意喚起を行いました。 日では、東日大震災のあとに「ご自宅の放射線量を測定してあげますよ」と近づいてきて高い費用をふっかける、ハエ対策になる、とあやしげな粉とか薬剤(?)を訪問販売したりといったことが報じられています。 その他にも話題になっているものがいくつかあります。 【注】以下、ブログはおすすしません。が、健康の相談にのる仕事の人は「話題」として知っておいた方がよいかも。 プラセボ効果、といわれているホメオパシー。 事故当初ホメオパシー系では、無料配布を行っていました。 ホメオパシーに詳しい薬剤師さんの解説。 ホメオパシーはSugarだからいいじゃないかという方もいますし、来の医療アクセスをさまた

    市中でささやかれている放射能対策 - 感染症診療の原則
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    chochonmage 2011/07/23
    語り口が柔らかいなー。
  • 公的なワクチンの情報をさがしてみた (長文注意) - 感染症診療の原則

    HPVワクチンについて現場ヒアリングで見えてきたことの中間報告。 地域の公衆衛生や医療関係者への相談や打診なく、議員や首長が政治パフォーマンスとして公費にしたがっている、という問題が各地で指摘されています。 その結果、十分な情報提供がないまま、とにかく接種してしまえ的にあつかわれている今年の中学1年(地域によっては小6)の女子とその親御さんがいます。 かわいそうな状況だと気づいていないかもしれませんが。 県でいっせいに公費だぜい!とか盛り上がっている某県はホントにお気の毒です。 (予算がないから今年はしないよ・・・といっている自治体の人は実は結果的にラッキーかも) 製薬会社の作ったスライドそのままで教育講演をしてまわっている医師もいるそうです(怖い・・・)。 いずれにしても、接種すべきか?と考え悩む保護者は、ネットで情報を探し始めます。 そうすると、ホメオパシーはじめ、否定的な情報があふれ

    公的なワクチンの情報をさがしてみた (長文注意) - 感染症診療の原則
  • 出産と感染症 - 感染症診療の原則

    医療がいまほど発達していなかった頃、妊娠出産で命を落とす女性・赤ちゃんがたくさんいましたし、子どもも死んでいました。 感染症の検査や治療・対策が進んだことは、その改善に大きく影響していますが、それでもなお「ゼロリスク」ではありえません。 ときに、人為的に感染症リスクが高まることがあります。 その例をいくつかみてみましょう。 お産を水中(水ではなくお湯ですが)の中でする人達がいるそうです。 それを勧めたり絶賛する人もいます。 これに関連してレジオネラでの死亡例の報告があります。ERで、「この子はどうやって生まれたんですか?」と確認をしないといけないですね。 「24時間風呂は生物浄化を導入しているので、風呂水からは相当数の細菌が検出されることが多い。24時間風呂での水中分娩にはレジオネラ感染症に限らず、細菌感染症を引き起こす危険性がある。」 24時間風呂での水中分娩後発症した新生児レジオネラ肺

    出産と感染症 - 感染症診療の原則
    chochonmage
    chochonmage 2010/08/02
    カバぢゃないけど、イルカさんやクジラさんみたいに水中で生んでみたいのかしら。
  • HIV感染は退職をすすめる根拠になりません - 感染症診療の原則

    で3番目に新規HIV症例報告の多い愛知県で、病院の看護師が退職をすすめられた、というニュースがありました。 記者は双方からコメントをとっているようです。 HIV感染理由に退職勧奨 愛知・病院側は否定 4月30日 47ニュース HIVに感染している医師も看護師も薬剤師もこれまで通り勤務をしていますし、上司相談をしている人も多く、個人情報保護などに配慮も行われています。 HIVや肝炎ウイルスに感染している医療従事者への対応については、2010年3月に米国のSHEAをUpdateしました。 このUpdateの概要はインフェクションコントロール2010年春季増刊『臨床ですぐ使える感染対策エビデンス集+現場活用術』に書きました。 記事を細かく見てみましょう。 「看護師は「病院幹部から看護師としては働けないと言われ、退職強要と受け止めた」と話している。病院側は「退職を求める意図はなかった」と、退

    HIV感染は退職をすすめる根拠になりません - 感染症診療の原則
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    chochonmage 2010/05/03
    『米国などでは、ではなく日本でも、と書けばよかったのに』
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