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ブックマーク / piano-fire.hatenablog.jp (4)

  • 「リアリティ」はなんて訳す? 訳し方はひとつじゃないはずだ - ピアノ・ファイア

    http://d.hatena.ne.jp/tempai/20090501/p1 リアリティ……「マンガに大切なのはリアリティだ」なんてよく言われる気がします。(中略)日語に訳すと「現実感」ってなると思いますけど、これあまり正確じゃない。マンガにおいては、むしろ「当にありそうと思い込ませる説得力」ってことだと思います。現実感とは微妙に違う。現実感というと、現実に近づけることでリアリティも増すみたいなことになってしまいますから。 こういう記事を読んで、(その題とは関係無く)はてブでこうコメントしました。 現実感よりも「迫真感」という日語を使った方が便利ですよ。 ネットで「リアリティ」というフレーズが用いられる時は、いつもカギ括弧付きの言葉として扱われがちですね。 それは、「リアリティ(reality)」が「現実感」の英訳であり、そしてrealityは現実感としか訳せないという誤った思

    「リアリティ」はなんて訳す? 訳し方はひとつじゃないはずだ - ピアノ・ファイア
  • ヒロインたちの顔を共通させることの意味と、その中での描き分けについて - ピアノ・ファイア

    http://twitter.g.hatena.ne.jp/hachimasa/20090222/1235334674 よそ様のTwitterログまとめに自分が入っていたので、こちらでも捕捉&補足しておきます。 補足というのは何かというと、今回の議論の前提認識になっている部分ですね。 先月末にこういう話をしていたことを踏まえて、今回の話に繋がっていました。 hachimasa ネギまはややもするとみんなおんなじキャラに見えるからなあ。後期ラブひなから噴出してきた問題なのだけど。キャラ数が一定以上になると描きわけが困難になるという。... 2:49 AM Jan 29th izumino @hachimasa あれは意図もあって似せてる所もあるのです。顔が似ていると「全員が他人という感じがしない」から、って言えばいいのかな。描き分ける、イコール読者にとっての他者を出す、ということになって作風

  • 瞳のハイライトの表現史[ざっくり版]〜星の瞳のハイライト - ピアノ・ファイア

    漫画表現の中の、光を反射しない眼について - ポンコツ山田.com 漫画の中でしばしば見かけられる表現として、「つや消しの眼」、「光を反射しない眼」があります。百聞は一見に如かずと言うことで、例をいくつか挙げてみましょう。 (うしおととら 愛蔵版 11巻 p143) (中略) 私たちは特に誰に説明されたわけでもなく、これらの表現を受け入れ、ある一定の解釈をしています。 大体の場合において、眼が光を反射していないキャラを見ると私たちは、「そのキャラは正気を失っている」のように解釈するのではないでしょうか。 (中略) 広く使われているこの表現ですが、いったい誰が使い始めたんでしょうね。広まっているからそうとは感じませんが、現実にはまずありえない表現でもって何かを表象するというのは、非常に偉大な先駆です。 はてブのコメントにも書いたことですが、表現の歴史の順序としては「黒目のハイライトを消す」表

    瞳のハイライトの表現史[ざっくり版]〜星の瞳のハイライト - ピアノ・ファイア
  • 「お若いの! あんたが生まれた瞬間に歴史が始まったわけじゃないんだぜ」 - ピアノ・ファイア

    ブログ更新を再開する前に小話を。 10年くらい前にネットで見かけたことがあって、もう誰が発言者だったのかも忘れたのに今も印象深く残っているのが「お若いの! あんたが生まれた瞬間に歴史が始まったわけじゃないんだぜ」みたいな意味の言葉だった。 「10年くらい前にネットで…」という前置き自体が、ここ数年にネットを始めたばかりという人には「あんたがログインする前からネットは存在していたんだぜ」的な言いざまになりそうなもので(んで当然ぼくが始める前からネットの前身はあったはずで)、当時はニュースサイトもブログもアンテナも無く(巡回プログラムはあったはず)、アングラ感の溢れるテキストサイトが沢山あったのだ。今はログすら存在せず検索してもひっかからない(実際、何度も検索しようとして諦めたのだけど)、そんなサイトのひとつで読んだのかもしれない。 まぁ今はネットの話ではなく、歴史の話をしたい。 自分が歴史

    「お若いの! あんたが生まれた瞬間に歴史が始まったわけじゃないんだぜ」 - ピアノ・ファイア
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