米首都ワシントンにある聖書博物館に展示されている「死海文書」の断片(2017年11月14日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【10月23日 AFP】米首都ワシントンにある聖書博物館(Museum of the Bible)は22日、所有する最古級の聖書写本群「死海文書(Dead Sea Scrolls)」の断片のうち、5点について偽物だったことが判明したため、展示から取り下げると発表した。 【あわせて読みたい】死海文書をセロハンテープから救出、女性4人が奮闘 同博物館は死海文書の断片16点を所有。うち5点について調査で真正性が疑われたことから、昨年4月にドイツの連邦材料試験研究所(BAM)に送って詳しい調査を依頼していた。 5点は2017年11月の開館時から展示されていたが、本物かどうかについて調査中という説明が付されていた。 博物館の発表によると、BAMが5点は成立年代が新し