昨日家族で『アナと雪の女王』を見に行ったのでその感想を書いてみようと思います。 アナと雪の女王 - 予告編 以下ネタバレ含みます。 実は先に見に行った友人の話しを聞いて、勝手に抑圧と解放の物語だと思っていました。松たか子の歌はいいけれど、日本語詩は「ありのままの自分になって♪」でレリゴーがLet it be! になっちゃってるよ、なんてことも聞いていたので、映画館に入る前に勝手に主題歌の日本語私訳作ったりして盛り上がっていました。幼稚園の娘には、空気なんて読まずに能力を思い存分発揮するような子供になってほしいから、この映画はぴったりだなーなんて思って、妻と娘といそいそと映画館にでかけて行ったんですね。 でも、そういう映画ではなかった。これは徹頭徹尾自己否定の映画なんじゃないのか? 『アナと雪の女王』は、ディズニーのセルフパロディーのオンパレードです。運命の王子は悪人。魔法は運命の人のキスで