マンガを描くために、そして届けるために、あの先生はなにを考えているのだろう。 マンガノのリリースに合わせ、若きマンガ家のみなさんに向けて、先輩作家さんがアドバイスを送る本シリーズで、今回お話してくれたのは、『徒然チルドレン』や『幸せカナコの殺し屋生活』などの4コママンガで知られる、若林稔弥先生(@sankakujougi)です!若林先生が『徒然チルドレン』の前身となる作品をWebにアップしたのは2012年のこと。当時の商業作品のPRのためになれば、と考え生み出された同作は、その後、雑誌連載となり単行本もヒット、そしてアニメ化という、誰も予想できなかった大きな結果をもたらしました。 若林先生はいかにして、このヒット作を生み出し、そして描き続けてきたのでしょうか。若林先生の分析によって編み出された、「Webで読まれるマンガ」の描き方と、継続的に作品を発表していくための工夫を、「そんなことまでバ