文 安多香子 大学卒業後Uターン就職したものの、自身の「やりたいこと」を実行するために再上京と異業種転職を選択し、現在はフリーランスのライター・編集者として活動する安多香子さんの働き方の変遷を寄稿いただきました。 社会人のスタートを切る頃から自分の本当にやりたいことがハッキリしていたり、希望の仕事に就けたりする人もいるはず。しかし、働き始めて初めて自分の「やりたいこと」が見えてきたり、仕事をする上での優先度が分かってきたりした、という人は少なくないように思います。 ただ、一度始めた仕事を手放してまで「やりたいこと」のために行動すべきか……と悩むこともあるはず。今の仕事が順調であったり、ワークライフバランスも叶えやすい状態であったらなおさらです。 学生時代「やりたいこと」が分からなかったという安さんは、徐々に「やりたいこと」の輪郭が見えてきたと語ります。迷いながらも今の働き方を選択してきた安