火の粉を散らしながら勇壮に駆け抜けるたいまつ=1日夜、奈良市の東大寺、森井英二郎撮影激しく火の粉を散らすたいまつ=1日夜、奈良市の東大寺、諫山卓弥撮影激しく火の粉を散らすたいまつ=1日夜、奈良市の東大寺、諫山卓弥撮影 奈良・東大寺の修二会(しゅにえ)(お水取り)が1日、本行入りした。午後7時から二月堂の舞台に長さ約6メートルのたいまつが次々に登場。燃えさかる炎が古都に春の訪れを告げた。 たいまつは、二月堂へ向かう練行衆(れんぎょうしゅう)(こもりの僧)の足元を照らすためのもの。童子が肩に担いでお堂への石段を上り、練行衆が中へ入るのを見届けて舞台に回る。欄干から突き出して火の粉を降らせると、舞台の端から端までの数十メートルを勇壮に駆け抜け、約3500人の参拝者から歓声があがった。 本行は14日まで。毎夜10本のたいまつがともされ、12日には一回り大きな籠(かご)たいまつ11本が登場する
若草山の山焼き真っ赤に燃え上がる若草山。手前は大極殿=23日夜、奈良市、約1時間の多重露光、矢木隆晴撮影 古都・奈良で23日夜、若草山(342メートル)の山焼きがあった。約18万人が見守る中、午後6時、平城遷都1300年を記念して例年の3倍にあたる600発の花火が打ち上げられた。しばらくして、ほら貝やラッパの音を合図に、奈良市消防団の約300人がたいまつで冬枯れのススキに火を放つと、約33ヘクタールの草地に次第に炎が広がり、夜空が赤く染まっていった。
奈良市などは、新たな冬のイルミネーションイベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」を来年2月11~14日に奈良公園周辺で開催すると発表した。県も加わった実行委員会が主催する。 春日大社、東大寺、興福寺を約10万個のLEDの明かりでつなぎ、光の回廊を演出する。期間中、3社寺と奈良国立博物館は夜間特別拝観・開館を実施する。市と県が800万円ずつ負担金を出し、企業などから協賛金も募る。 同市では、観光客の少ない2月と8月が長年の課題だった。99年から毎年夏に開いている「なら燈花会」は今年、9日間で約80万人の観光客を集める大イベントに成長した。 市観光交流課は「冬の一大イベントにしたい。恋人や家族と一緒に光の回廊を巡り、温かい気持ちになってほしい」と話している。【泉谷由梨子】
10パターンから好きな表紙が選べる「奈良旅手帖2010」1680円。「奈良公園地図風」が一番人気。奈良旅手帖のウェブサイトはhttp://naratabi\.main\.jp/(画像クリックで拡大) 「阿修羅」を筆頭に最近の仏像ブームの影響で、若い女性の注目を集めているのが奈良。そして奈良好きの間で評判になっているのが、ご当地手帳とも言うべき「奈良旅手帖2010」だ。実はこれ、東京在住の生駒あさみさん(31歳)が自費出版で発行したもの。 「奈良の魅力にとりつかれて、20歳の頃から10年以上奈良に通い詰めています。そのうち、市販のガイドブックでは満足できなくなり、自分が知りたい奈良の情報をまとめたダイアリーにもなる手帳を考案したのです」と生駒さん。お寺や神社への簡単な行き方、仏像の特別拝観などお寺や神社の年間イベントスケジュール、コインロッカーやバリアフリー・トイレの場所など、奈良を旅する時
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