オーバーチュアは7月12日,同社の検索連動型広告(キーワード広告)である「スポンサードサーチ」の管理API「Enterprise Web Services」を無償公開すると発表した。APIを使うと,広告主の在庫管理システムとキーワード広告システムを連携させたり,広告代理店が独自の広告管理システムを構築できるようになる。当初は広告代理店などのパートナーに限定してAPIを公開し,有償のサポート・サービスなども提供する。 具体的には,キーワードを登録するAPIや,キーワードごとに何アクセスあったかといった「レポート」を提供するAPIなどをWebサービスとして公開する。これらのAPIを使うと,オーバーチュアが提供するWebベースの管理ツールを使わなくても,広告主や広告代理店が使っているアプリケーションから直接キーワード広告を管理できるようになる。広告主や広告代理店は例えば,膨大な量のキーワードを一