【ソウル=吉田敏行】韓国女性家族省は27日、いわゆる従軍慰安婦関連の事業予算を2014年度(1~12月)、昨年度比2・3倍の45億8700万ウォン(約4億3400万円)に増額したと発表した。 ここ数年では最多。広報予算を大幅に増やし、慰安婦問題を国内外でアピールする狙いがある。 同省によると、「被害者の名誉回復、歴史意識の向上事業」に、予算全体の約7割に当たる33億8300万ウォン(約3億2000万円)を配分した。主な事業としては、国内2か所の慰安婦関連施設の建設に7億ウォン(約6600万円)を投じる。