2014年2月13日のブックマーク (2件)

  • カフカ「変身」をネット通販風に描く

    ネット通販のページは長い。 人気ランキング、購入者レビュー、メディア紹介実績、訳あり商品の説明、おまけの紹介などが大きい文字で並んでいてとてもわかりやすい。 土着的なネット表現としてひとつの完成形だと思う。ネット通販以外にもあれは応用可能なのではないだろうか。 文学はどうだろう。みんなが知っている短編小説、カフカの「変身」はどうだろうか。 旅回りのセールスマン、グレゴールザムザが朝起きると虫になっている不条理小説である。

  • 「こっちは日頃の恨みで容赦しねえ。三日間つけねらって、一人になったところをぶっ殺してやった」

    「どんな仕返しをしたんです?」 「ある村の副村長が何度もけしかけやがったから、そいつを三日間つけねらって、一人になったところをぶっ殺してやった」 寛郎の目の光りが強くなった。伊東にきてから目方が二キロふえたという彼は、顔つきもかなり柔和になっていたが、このときばかりは元のするどい眼差しに戻っていた。 「まず膝をねらって一発射ち、歩けないようにしておいてボロ(蛮刀)でたたっ斬ってやった。その野郎、腕で顔をかばいながらいざって逃げようとしたが、こっちは日頃の恨みで容赦しねえ……」 ちょっと前に最後の日兵小野田少尉こと小野田寛郎さんの訃報のことを書いた。 訃報の後、ネット上ではしばらく小野田さんの話題が飛びかっていた。そんな中、僕も読んだことがある小野田さんの手記を書いたゴーストライター自身の手による小野田さんの暴露がネット上で全文公開されていることを知った。 その暴露は「幻想の英雄」とい

    「こっちは日頃の恨みで容赦しねえ。三日間つけねらって、一人になったところをぶっ殺してやった」
    chuck_41
    chuck_41 2014/02/13
    戦争は怖い