かたちが小ぶりだったり、体によい成分が多かったり――。そんな新しい農産物が相次いで商品化されている。国民1人あたりの野菜消費量はこの10年間で1割減り、国内消費は先細り。味や収穫量だけでなく、少子化や健康志向が進んだ時代に合った新品種で盛り返すねらいだ。 サカタのタネ(横浜市)がつくったミニ白菜「タイニーシュシュ」は、約1キログラムで片手で持てるサイズだ。通常の白菜は半分や4分の1に切って売られるが、ミニ白菜は丸ごと販売できる。普通の白菜にある産毛のような部分もなく、生でサラダで食べられる。 同社はカリフラワーなどでもミニ品種を開発しており、「一人暮らしでも使いやすく、新たな野菜として提案している」という。 大きさとともに、体によい成分が多い「機能性」も開発の新たなテーマだ。
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