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  • 中東の窓 : 道徳(宗教)警察の廃止〈イラン)

    道徳(宗教)警察の廃止〈イラン) 2022年12月04日 22:52 イラン人権 これは当でしょうか? アラビア語メディアは、イランの検事総長hojatolislam muhammad jaafar montazeri師が3日夕、イランの道徳警察を解散したと言明しました。 このニュースは学生連盟の通信社も流している由。 記事によれば道徳警察は、アハマディネジャード大統領の時代に設立され、男性は緑の服、女性警官はチャドルを被り、通行の女性のベールの有無等につき検査をしてきたとのことで、今回のイランを揺るがせた人権弾圧に対する大規模な抗議運動も、元はと言えば、クルド系の女性のベールの被り方がおかしい(退廃的?)として道徳警察に抑留され、抑留中に死亡したことが原因でした。 (抗議デモの写真はal qods al arabiから) 今回の突然の発表の背景は今のところ不明ですが、上記記事が事実であ

    cider_kondo
    cider_kondo 2022/12/05
    コメント欄の解説が分かりやすい。イラン社会もやはり変化(都会化?)していると言うことか。
  • 中東の窓 : IS幹部の殺害

    IS幹部の殺害 2017年04月22日 10:06 ISアメリカの外交政策 アラビア語メディアは、米中央軍によれば、この6日のシリアのal mayadeen での地上特殊作戦で、バグダーディノの側近で、年末のイスタンブールのナイトクラブ爆破事件の首謀者を殺害したと報じています。 この男はウズベキ人でabdel ragaman al uzubekiという男だが、現時点ではそれ以上のことは言えないとしている由。 http://www.alquds.co.uk/?p=707852 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/2017/04/21/عملية-برية-للقوات-الأميركية-في-سوريا-تقتل-مساعدا-للبغدادي.html 確かイスタンブール事件の犯人もウズベキスタンだったか中央アジアの人物で(トルコ当局に

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/04/22
    『地上特殊作戦とされており、中央軍はわざわざ、彼は空爆で死亡したのではないと説明していることです。』は気になる。無論、無人機と通信傍受で情報を絞りこむのは従来通りで、最後の最後だけ地上攻撃、だろうけど
  • 中東の窓 : トルコの大学の危機

    トルコの大学の危機 2017年02月17日 14:13 トルコ人権 トルコでは、クーデター未遂事件やその他政府に対する批判等が理由で、軍人、警官、司法関係者、報道関係者のみならず、大学の教職関係者も多数が職場から追放されたり逮捕されたりしていますが、hurryuiet net はアンカラ大学の歴史、言語、地理学部だけで、教員のいなくなった講義が66、卒論指導の教員がいなくなったのが38、大学院の論文指導教員のいなくなったのが89に上ると報じています とりあえず記事に載っているのは、アンカラ大学の一部の学部の話で、トルコ全体で、どのくらいの講義や論文指導が止まっているのかは不明ですが、相当大きな数になることが想像されます。 前に、あまりに多くの軍人の追放で、トルコ軍の戦力や戦意に大きな影響が出ているのではないかと書きましたが、この調子では大学等の学問の分野でも、トルコは大きなダメージを受けて

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/02/18
    「まだ報道されているみたいです」の「まだ」の重み。いずれ官製メディアだけになってこの種の情報は民間人のSNS発信とか国外メディア頼みになるところまで退化してしまうかもしれぬ。
  • 中東の窓 : 安全地帯の設置(シリア)

    安全地帯の設置(シリア) 2017年01月31日 14:41 アメリカの外交政策シリア トランプ政権の中東諸国からの入国停止等の政策は、基的に人種、宗教差別的で、しかもその目的であるIS対策には逆行する、国内政治上の思惑からの、あまりにも唐突で、政権内で全く協議もしないで実施した、拙劣極まりない政策だとして、米国内外で、大きな騒ぎのもとになっていることは、このブログでも書いた通りですが、彼の打ち出した中東関係のもう一つの政策(これも基的にはシリア等からの移民対策という性格が強いと思うが)、シリア内での避難民のための安全地帯の設置のほうは、これまでのところ関係者との協議も行われ、かなりスムーズな滑り出しのようです。 まずは、これまで全地帯の設置に反対してきたロシアですが、ラブロフ外相はシリア政府の同意を得て、との条件であれば、その設置も十分検討の価値があると語った由。 同外相は、従来の安

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/02/01
    リビアとシリアに関するロシアの外交判断の違いが、おそらく今日のシリア情勢の真の原因のはず。今にして思うと最初期から水面下でロシアは相当に西側の介入にプレッシャーを掛けていたんだろう。
  • 中東の窓 : シリア情勢(安全地帯、ロシアの憲法大綱等)

    シリア情勢(安全地帯、ロシアの憲法大綱等) 2017年01月27日 11:21 シリアアメリカの外交政策 トランプの登場で、不透明になったと思われるシリア情勢ですが、どうも現在の状況では米ロの対立、ロシアとトルコの利害の衝突という、従来からの基的な枠組みも現れているようで、シリア情勢も今後流動的になりそうです。 とりあえず、アラビア語メディアからとりまとめ ・トランプは、米ABCとのインタビューで、欧州が誤ったのは大量の難民を受け入入れたことで、安全地帯の設置は必至であると語った由にて、wall street journal は、トランプが米軍のかいにゅ増大に向けて国防総省と国務省に検討を命じていると報じている由 (どうやら安全地帯の設置は彼の単なる一時の思い付きということではなく、メキシコ沿いの壁といい、彼にとっては難民、経済移民の流れは国際的にせき止めるもの、という基哲学がありそう

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/01/27
    政治的術策として最上級。これでシリア政府の統治力を恒久的に弱体化させてロシア依存を継続させる一方、クルド勢力を伸張させるポーズを見せることでトルコを牽制する意図なのだろう。たぶん他にも色々仕掛けてる筈
  • 中東の窓 : B2のリビア空爆の背景

    B2のリビア空爆の背景 2017年01月25日 17:28 アメリカの外交政策IS 先日リビアのシルト近くのISの訓練基地を米空軍のB2が空爆したことはお伝えしましたが、個人的には米軍の虎の子のステルス戦略爆撃機をわざわざ使用したのは、いくらISが相手であっても、ちょっと大げさすぎはしないか?と思っていました。 日のal qods al arabi net は米政府の責任者(だれかは不明)の話として、そこに昨年暮れのベルリンでのトラックを使ったテロの関係者がいて、また新たな欧州でのテロを計画していたと明らかにしたと報じています。 それが事実であれば、ステルス戦略爆撃機を使って(ちなみに使用されたのはB2が2機とのことです)、気づかれないようにして、訓練基地に集まっていたIS戦闘員を一網打尽にした(確か死者は80名と報じられていたと思う)わけで、B2を持ち出した理由もわかるような気がします

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/01/25
    80人って凄い数字だ。事実とすればB2の出撃経費とか十分にペイする大戦果だけど。でももうちょっと情報欲しいところであるな
  • 中東の窓 : トランプ大統領の就任

    トランプ大統領の就任 2017年01月21日 10:34 アメリカの外交政策中東関連 トランプ大統領が20日就任したところ、彼の就任は米国の問題、というかそれと合わせて、わが国も含めての全世界の問題でもあり、一人中東に限った問題ではありませんが、選挙運動から移行期間期に、外交問題で中東に関する発言も多かったこともあり、朝から彼の就任式の様子を見ていた感想を、一言だけ書いておきます。 ということで、米国の専門家でもない、私の感想など、あまり役に立つものとも思われないので、暇な方を除いては、この記事は読み飛ばしてください。 就任式の彼の演説はAmerica first!という言葉が繰り返された通り、今後の米国の政策は「米国第1」で行くとの、これまでの彼の発言を繰り返したもので、国際的には経済問題に焦点を当て、今後の米国の政策が優れて保護主義的になることを宣言したものと感じました。 そのほかでは

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/01/21
    大体全部面白いが「自由貿易を支持するという日本の立場を具体的に行動で示した点で」がなるほどと。結果的にはTPPの残骸から限度一杯の利益は(絶対量が少なくても)回収したと言えなくもないか
  • 中東の窓 : シリアを巡る各国の駆け引き?

    シリアを巡る各国の駆け引き? 2017年01月05日 10:11 シリアトルコ シリアに関しては、ロシアとトルコの停戦が実施段階に入り、ロシアとトルコは次の段階のアスタナでの和平会議への準備を始めている模様ですが、この停戦や和平イニシアティブが両国だけによって取られたものの様で、これまでアサドを支援してきた最大の勢力であるイランが入っていないことから、イランお動向が注目されています。 断片的ですが、取りあえず次の通り その点に関し、昨日報告した通り、トルコ外相は停戦違反に警告して、イランに対して政府軍と民兵に対する圧力を強めるように呼びかけました(ということはトルコとしては、停戦違反の多くが政府軍等によるものであると見ていることになる) これに対して先日、シリア外相がテヘランを訪問したばかりですが、引き続いてダマスを訪問したイラン議会外交軍事委員長は、アサドと会談し、その後の記者からのトル

    cider_kondo
    cider_kondo 2017/01/05
    怪しさ爆発というか狐と狸と鵺の化かし合い。あるいは全員舞台裏で手を組んでるだけか。まあ、このままイランが排除される可能性を信じるぐらいなら、宝くじ買いに行くな。買わんけど。
  • 中東の窓 : イスラエルはシリアの虐殺を止められた(イスラエル紙のコメント)

    イスラエルはシリアの虐殺を止められた(イスラエル紙のコメント) 2016年12月21日 18:05 イスラエルシリア イスラエルのy net news は、「イスラエルは簡単にシリアの虐殺を止められた」というコメントを載せています。 そおコメントは、イスラエルが虐殺を止めるために介入しなかった理由は、ww2の際、連合国がナチスのホロコーストを止めるためにアウシュビッツ等を爆撃しなかった口実と同じで、、今後ユダヤ人の良心に重くのしかかるだろうとしています。 このコメントは、個人の意見を載せたものですが、極めて大きな記事として扱っているということは、イスラエルのメディアの中にもこのような考えを有する者が少なくないということだろうと思います。 このような考えは、現実の中東の状況からは程遠い、非現実的な意見かと思います(イスラエルが動けば、それだけで、全てのアラブとイランが大きく反発、反イスラエル

    cider_kondo
    cider_kondo 2016/12/22
    実際には全然アリな提案だった(過去形)かも。シリアでのアラブ諸国の腰の引けた対応を鑑みるに、各国とも、口ではイスラエルを批判して外交上の抗議は行っても、それ以上踏み込んだ行動があったとは思えぬ
  • 中東の窓 : シリア情勢(モスクワ宣言)

    シリア情勢(モスクワ宣言) 2016年12月21日 09:06 シリアロシア これまで何度も中断されてきた、東アレッポからの住民等の避難は、最後のグループが出発しつつあり、無事終了する模様です。 他方モスクワで開かれていたロシア―トルコーイランの外相会議は、シリア問題の解決には軍事解決はなく、今後シリア全土にかかわる和平のための交渉が必要であるとして、「モスクワ宣言」なるものを発表した由。 同宣言はシリアの統一、領土的一体性、世俗主義に基づくすべての宗派民族の共存する国家であるべきとして、これらの実現のために3国が協力を続けるとしている由。 また会談には、シリアの政府側も反省r府側も参加していない由 またその結果についてはロシア外相から、ケリー長官に通報した由。 上記写真は会談後の共同記者会見のものですが、どうやら今後シリア政策は、基的にこれら3国が決めていくという象徴のような気がして、

    中東の窓 : シリア情勢(モスクワ宣言)
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    cider_kondo 2016/12/21
    半可通って「代理戦争」って言葉をよく使いたがるけど、シリア内戦って、アサド政権は特に何も代理してないよね。あえて言っても、実朝暗殺以後の鎌倉幕府の将軍職程度の存在感しかない。
  • 中東の窓 : ロシア大使の暗殺

    ロシア大使の暗殺 2016年12月21日 14:47 トルコロシア ロシア大使の暗殺に関し、ロシアはその背景等についても調査をするために、18名からなる調査チームをアンカラに派遣し、トルコとの合同捜査をすることになった由。 またプーチンは、ロシア内外でテロに対する警戒態勢を強化することを命じた由 児の暗殺について、アラビア語メディアは、トルコの外相はケリー長官に対して20日、その背後にはクーデター未遂事件を起こしたギューレングループがいると、連絡したと報じています。 http://www.alquds.co.uk/?p=648235 http://www.hurriyetdailynews.com/turkish-russian-joint-group-to-probe-killing.aspx?pageID=238&nID=107525&NewsCatID=510 確か、現在までのところ

    cider_kondo
    cider_kondo 2016/12/21
    予想通り過ぎる反応だ。「死人に口なし」って普通は背後関係を隠すときに使う表現だけど、背後関係をでっち上げる(こじつける)時にも使えるということか。
  • 中東の窓 : 中東の今後に関する2の興味ある記事

    中東の今後に関する2の興味ある記事 2016年12月19日 21:50 イスラエルイラン ISが、サイクス・ピコ協定の破棄と、中東の国境の変革を唱えてから、一般に中東を見る目にも変化があったような気がしますが、al arabia net とy net news は、それぞれ全く異なった観点で、おそらくはスンニ派アラブとイスラエルの利害を反映したものとは思いますが、シリア内戦で地域の状況は大きく変わり、もう内戦前のシリアには戻らないだろうとの趣旨の記事を載せています。 これらの記事がどのくらい、例えばサウディとかイスラエル政府の意向を反映したものかはもちろん不明で、また若干荒唐無稽的な感じが無きにしも非ずではありますが、毎日の細かい動きとは別に、偶には大きな変革に関する中東のある種の見方を紹介するのも、無駄ではないと思うので、それぞれのごく要点のみ、次の通り y net news    「ゴ

    cider_kondo
    cider_kondo 2016/12/20
    記事は面白いし、※のイスラエルとイランが直接睨み合う事態の到来の可能性の指摘も興味深い。タイトルのfrom annexation to recognitionは、併合という形を取らずとも、現状の追認を取れば十分、とも解釈可能だな。
  • 中東の窓 : トルコ、サウディの地上部隊のシリア介入の可能性

    トルコ、サウディの地上部隊のシリア介入の可能性 2016年02月13日 20:21 トルコサウジアラビア サウディがシリアへの地上部隊派遣の可能性に言及し、UAEとかバハレンが、傘下の用意ありとしたときには、かなり宣伝的要素があり、すぐ実行されるわけではないのではないかなどとのんきに考えていましたが、どうやらかなり現実性を帯びた話になってきました。 一つにはトルコ外相が、IS対策には包括的戦略が必要としてきたが、そのような戦略が決められれば、トルコとサウディは地上部隊派遣の用意があると語ったとのことです。 それだけならば、口先だけの強がりとの見方もできるかと思いますが、同外相は同時にサウディは近くトルコの空軍基地(インチェリック基地の模様)に戦闘機を送ることになっていて、基地の状況を見るために、既にサウディ要員が到着したと語ったとのことです。飛来するサウディ空軍の機数等は不明です いずれに

    cider_kondo
    cider_kondo 2016/02/14
    うむむ。どういう方向性なんだろう。兵力引離し目的(有り体に言うと非ISの反政府勢力の温存)ということだろうか?
  • 中東の窓 : シリア内戦の被害

    シリア内戦の被害 2016年02月13日 18:15 シリアロシア al arabiya net は、レバノンアメリカ大学AUBのシリア政治研究センターの、シリア内戦の被害に関する報告書を報じているところ、記事の要点のみ次の通り ・過去5年間でシリア国民の11・5%が死亡したり負傷したりした。 ・国民の45%が国内外の避難民、または難民になった ・国民に85%が貧困に苦しんでいる ・国民の69・3%が激しい貧困状況にある ・さらに35%は最低の料も確保できない http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2016/02/13/زمن-الموت-في-سوريا-11،5-من-السوريون-قتلوا-أو-جرحوا.html

    cider_kondo
    cider_kondo 2016/02/14
    凄まじい数字。国民の1割が死傷すれば、そりゃ国民の半分近くが難民になっても何の不思議もない。アサド政権が意図的に民間人を攻撃してきた「成果」だろう。被害者数で比べれば、ISなんてぜんぜん小者である。
  • 中東の窓 : シリア・イラン関係

    シリア・イラン関係 2015年06月07日 18:40 シリアイラン イランがシリア最大の支援国であることは、昔か周知の事実ですが、最近イラン兵数千名の派遣を発表する等、どうも両国の関係が質的い変化しつつあるのではないかという気がしていました。 その点について6日付のal arabiy net は「国防省も外国人の手に」という題で、最近イランとシリア政府との間で摩擦が激しくなっていて、イランとしてはシリアに公に介入せざるを得なくなったとの趣旨の記事を載せています。 勿論サウディ系のメディアの記事ですから、そのつもりで読む必要はありますが、最近のシリア軍の相次ぐ敗戦のニュースに照らせば、非常にあり得そうな話で、興味深い記事なので、その要点のみ次の通り 最近イラン政府が「イランは絶対にシリア政府を見捨てない」と言う声明をする前から、シリア政府は公式に外国軍隊がシリアに派遣されると公表した。 最

    cider_kondo
    cider_kondo 2015/06/07
    これは…アサド的には庇を貸して母屋、に見えてくるが背に腹はかえられぬということか。イラクに続いてシリアも事実上イランの手中に、という話に思える。サウジどうするんだろ?
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