2008年07月28日19:44 カテゴリ羽生善治 プロフェッショナル/仕事の流儀「最強の二人、宿命の対決ー名人戦 森内俊之vs羽生善治」 断章 (未見の方で、DVD等入手可能予定の方は読まれないでください。この番組はとても完成度が高いので、余計な予備知識など一切なしに実際に見るのが一番なので。) 番組中、カメラが二人のそれぞれのアップをふんだんにとらえ続ける。人間の俗悪な感情があらわに出る顔になどお面をしてしまえと能は考える。しかし、この二人のギリギリの対局時の表情は、その喜びと悲しみと興奮と絶望の全てが、そのまま感情が昇華された聖なる絵画である。もともと人間の表情は美しいものなのである。 一般的なイメージでは、「将棋指し」とは対極ともいえそうな、kokuaの「Progress」が流れだすが、二人の対局姿は少しの違和感もなく現代風の音楽にはまっている。 本当に若き日の羽生の対局姿がチラリ