Windows Server 2008 R2の「Service Pack 1(SP1)」のリリースが近づくのに伴い、仮想マシンの管理をめぐる議論が再び活発化することが予想される。 今回の議論では、米Microsoftの新しい「Dynamic Memory」機能と米VMwareのメモリオーバーコミット機能の比較が主要なテーマになりそうだ。とはいえ、Dynamic Memoryとメモリオーバーコミットは大きく異なる技術であり、両社のそれぞれのハイパーバイザーが抱えている基本的な課題を解決するのが目的だ。つまり両技術は、原理的に異なる課題とアプローチから生まれたものであるため、比較するのは難しいということだ。 関連記事 Windows 7 SP1とWindows Server 2008 R2 SP1の目玉となるデスクトップ仮想化最新機能 以下に述べるように、Microsoftの Dynamic
お久しぶりです。約2年ぶりに投稿します。 2年たつと色々なことが変わりますね。 まず、これまでお世話になっていた はてなダイアリー の終了に伴い、本ブログは「はてなブログ」へ移行することになりました。 移行前のカウンタ情報を記録していなかったの痛恨のミスがあったものの、移行自体は想像していたようなトラブルはなく、スムーズに完了しました。移行をギリギリまで引き延ばしたからかもしれません(笑) d.hatena.ne.jp URL も https://ogawad.hatenablog.com/ と大きく変わりましたが、さすが「はてな」同士。記事単位でリダイレクト設定してくれたようです。 2年も経てば、MVP カテゴリも変わる? 仕事も若干ジョブチェンジしているのですが、9年継続している Microsoft MVP のカテゴリも大きく変わりました。最初の受賞は Hyper-V。その後、それを統
この連載では、オープンソースの仮想化ソフトウェア、Linux KVM(Kernel-based Virtual Machine)とそれを支える技術の最新開発動向を紹介していきます。(編集部) 今回は、仮想マシンや関連するリソースの運用管理を支援するライブラリ、libvirtについて探っていきましょう。 「libvirt」とは? libvirtはlib[rary] + virt[ualization]という名前のとおり、仮想マシン(Virtual Machine、以下VM)を仮想マシンモニタ(Virtual Machine Monitor、以下VMM)によらず管理可能にし、安定したC言語のAPIを提供するためのライブラリです。 libvirtはもともとXen(API)に対する安定したAPIを実現し、その上で各種管理ツールを実現するために開発されました。そのため、ソースコードの各所にXenに対
VMware vSphere 4.1の新機能:VMware vSphere 4.1の進化を探る(1)(1/3 ページ) 主要サーバ仮想化ソフトウェアであるVMware vSphereがマイナーバージョンアップした。2010年7月に登場したVMware vSphere 4.1には、玄人受けのする各種の機能拡張や新機能が追加されている。これらを紹介する VMware vSphere 4.1における変更の概要 2010年7月13日、VMware vSphere 4.1のリリースが正式にアナウンスされ、同日に出荷開始となった。vSphere 4から約1年、バージョン番号は「4.1」と控えめな更新ながら、各コンポーネントは強化され、またいくつかの重要な新機能が導入された、戦略的なリリースとなっている。本連載ではvSphere 4.1で導入された新機能を中心に、最新の仮想インフラストラクチャのテクノロ
サーバ仮想化のメリット サーバ仮想化のメリットは一言では説明できない。さまざまなメリットがあり、またどのメリットを重視するかはシステムによって異なる。あるシステムではコストが重要視され、あるシステムでは冗長性が最も重要視される。ここでは、3つの観点でサーバ仮想化のメリットを解説する。 コスト適正化 サーバ仮想化の一番大きなメリットはサーバ統合による「コスト削減」だろう。ただし、このコスト削減という言い方はやや正確さに欠ける。複数のサーバで構成されたシステムは非常に無駄が多く、運用管理の手間が掛かり過ぎるため、結果としてコスト高に陥っていた。複数のサーバを仮想化によって統合することで、システムの無駄を大幅に省き、導入コストや運用管理コストを削減できるようになる。一方で、仮想化を導入してもある程度のコストは掛かる。そのため、サーバ仮想化のメリットは無駄を省いて「コストを適正化する」と言った方が
痒いところに手が届くPC用テクニックの備忘録です。 雑多なことが、整理されずに、並んでいますが、あしからず。 しばらく、離れているうちに興味がワンボードマイコンにまで広がっちゃいました。PCじゃないことも混じっていますがご容赦を。 [概要] 赤外線リモコンで動く恐竜のおもちゃをArduinoから操作するプログラムを作成します。 赤外線リモコンのraw信号を送信するプログラムを作るのが目的です。 [詳細] 2年前に娘の誕生日に購入した「ディズニー アーロと少年 ダイノRCアーロ」が赤外線リモコンで動くものだったので、Arduinoで動かせるようにしてみました。 [プログラムの流れ] ヘッダファイルをインクルード 定数の定義、オブジェクトの作成 赤外線のコマンドデータの貼り付け コマンド操作関数の作成 setup関数にて、シリアルの初期化と赤外線オブジェクトの開始 loop関数にて、シリアル入
Welcome VMware Members We are pleased to announce that VMware Communities, Carbon Black Community, Pivotal Community, and the Developer Sample Exchange will go live on Monday, 5/6. Stay tuned for updates. Read More Welcome VMware Members We are pleased to announce that VMware Communities, Carbon Black Community, Pivotal Community, and the Developer Sample Exchange will go live on Monday, 5/6.
vSphere 4が持つさまざまな機能を利用するには、vCenter Serverが必要になる。今回は、vCenter ServerのインストールとESXiサーバーをvCenter Serverに登録するところまでを紹介する。 ■vSphere 4の中核となるvCenter Server ESX/ESXiは、vSphere 4の基盤となるハイパーバイザーだが、ハイパーバイザーだけでは仮想化されたサーバー群を運用することはできない。この機能を提供するのが、vCenter Serverだ。 vCenter Serverを利用することで、仮想マシンを別のサーバーに移動したり、仮想マシンのディスクを別のストレージシステムに移動したり、ハードウェアやOSの障害を検知して別のサーバーで仮想マシンの再起動を行ったり、仮想マシンを2つのサーバー上に用意して二重化して耐障害性を高めたりといった使い方が可能に
サーバー仮想化ソフトウェアとして有名なVMware vSphere 4は、単体のソフトウェアではなく、サーバー仮想化スイートともいうべきモノだ。仮想化のハイパーバイザーをベースに、さまざまな仮想化関連のソフトウェアで構成されている。機能が豊富なことから、軽い気持ちで試すには、ハードルが高いのも事実だ。 多くの機能が用意されているので、すべては紹介できないが、“らしさ”を実感できる機能をvSphere 4環境を実際に構築しながら紹介する。 初回は、vSphere 4の基盤となるハイパーバイザーのESX/ESXiのインストールを紹介する。 ■vSphere 4の評価版を入手しよう VMwareは、60日間試用できるvSphere 4の評価版をオンラインで配布している。この評価版には、vSphere 4 Enterprise PlusとvCenter Server Standardのライセンスが
11月末に試用版も公開されたVDI(Virtual Desktop Infrastructure)ソリューションの最新版「VMware View 4」。最大の特徴は、新たにサポートした画面転送プロトコル「PCoIP(PC over IP)」だろう。今回は、PCoIPにフォーカスして解説していく。 ■ディスプレイ出力を圧縮しIP化して転送するPCoIP PCoIPは、Windows OSに搭載されているRDP(Remote Desktop Protocol)と同じような画面転送のためのプロトコルだ。 PCoIPは、VMwareが開発したモノではなく、カナダのTeradiciが開発したプロトコルだ。Teradiciがリリースした当初は、ホスト側のビデオカードの出力(DVI)をPCoIPプロトコルに変換する専用カードとPCoIPプロトコルを受信する専用ターミナルというハードウェアで構成されていた
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