この記事は、4月から日本国内において新大学生となる人たちが、自分に海外大学院という進路があると気付いたときには遅かったとなるのを防ぐための記事です。 自分は東大の文科3類に文学部志望として入学し、2年次の夏に理転して情報系の学科へ進学したのち、大学院としてニューヨーク市のコロンビア大学の計算機科学科(Computer Science学科)に進学、18年の春から情報系の学生にとって夢の地域であるカリフォルニア州シリコンバレーで新卒のプログラマーとして働くという、比較的珍しい進路を取っています。 過去を振り返ってみて、進路選択の部分で運に助けられた部分が多くあったことを深く自覚しました。そのため、新入生が早めに気がついていないとマズい部分について指摘を行い、運が絡む要素の最小化を手助けしたいと思い、この記事を書くことにしました。 要点を一言で言えば、理転を考える場合は入学直後、海外の大学院への