まるで動物への命令 「3年前に不動産関係の会社を定年退職し、そのまま再雇用されて事務の仕事をしていたのですが、新型コロナの影響で3月末から出勤していません。それで家でテレビを見る機会が増えたのですが、毎日のように小池(百合子)さんのニュースが流れ、ウンザリしています。 『ロックダウン』『オーバーシュート』みたいな横文字の言葉をやたらと使ったり、『自粛疲れはまだ早い』とか偉そうに言ったり。最近だとテレビに映った途端に、チャンネルを変えることにしています」(都内在住の60代前半男性) 都内の新型コロナの感染者数は、微減と微増を繰り返す、不気味な横ばい状態が続いている。緊急事態宣言は延長され、多くの人がいまだ心休まらない日々を送っているなか、絶好調の人物がいる。小池百合子都知事である。 連日のように都庁で会見を開き、厳しい口調で「外出自粛」を連呼。5月1日の会見では「(感染拡大防止は)誰かがやる