「2007年は3Dインターネット元年と言える」と語った電通 メディア・コンテンツ本部 メディア・コンテンツ計画局の粟飯原(あいはら)健氏は、同社のSecond Lifeにおける取り組みを説明。電通とデジタルハリウッドでは「セカンドライフ研究会」を立ち上げているが、「2007年7月の会合では96社が参加し、現在では参加数は100社を超えている」と日本企業や団体におけるSecond Lifeへの関心の高まりを紹介した。 粟飯原氏は一方で、「Second Lifeをはじめとしたメタバース(仮想世界)の登場は、多くの法的、技術的、倫理的課題が生じている」と指摘。その上で、「これら課題に対するソリューションを具現化する場としてバーチャル東京構想を立ち上げた」と述べ、「新たな可能性に満ちたSecond Lifeを発展させて、日本発のコンテンツやメッセージを発信していきたい」と抱負を語った。 キューエン