はじめに 最近社内でSICPの勉強会を行っています。 SICPでは、教材としてLISP処理系の一つであるschemeを採用しており、勉強する時にはschemeを動かしながら例題の動作確認や課題を行っていきます。 Emacs + Gaucheを用いて学習を進めていくパターンが多い印象ですが、Emacsに慣れていない人にとっては、まずEmacsの操作を満足にできるようになるまでに高いハードルがあります。 今回は、Emacsの代わりにJupyterを用いてScheme処理系を動かし、その動作を確認する方法を紹介します。 Jupyterについて Jupyterとは、簡単にいってしまうとブラウザ上で動作するREPL環境 + メモ帳です。 以下の画面のように、コードをその場で実行し、その結果をその場で見ることができます。 また、コードの他にmarkdown形式で文章を追加することもできるので、コードと
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