今回は「オブジェクト指向ならこれを読め!」という本を集めてみた。ただし、オブジェクト指向自体のプログラミングにおける役割というのは難しい。たとえば、現代であればクラスは再利用の単位としては粒度が適切ではないと考えている上級プログラマが多数いるはずで、それを補うためにAOPなりDIなりgenericsなりmix-inなりILP(Inductive Logic Programming:帰納論理プログラミング)なり何なりを用いる。 まあそんなわけで、オブジェクト指向自体にあまり深入りするのは得策ではないと私自身は考えているので、定評のある本、是非これだけは押さえておきたいという本だけを挙げておくことにする。 Bertrand Meyer氏の「オブジェクト指向入門」 これはさまざまな言語におけるオブジェクト指向のありかたを網羅的に書かれた本で、教科書として定評がある。私も最初この本で勉強させてもら