会社では一番若輩だし立場も下っ端だけど、最近はよく技術者の一次面接(中途採用のみ)を担当するようになった。週に一回くらいのペースかな。一人ではなくて上長と一緒にではあるけれど。今までの人生ではずっと面接をされる側だったので、非常に貴重な体験をさせて貰っていると感謝している。 今、率直に感じているのが、面接の頻出質問が実は面接する側からするとあまり興味がないことだということ。例えば、意図を知ればこわくない 面接で必ず出る12の質問に書かれているようなことの半分も聞きたいと思わない。例えば、「どうして当社に応募したのですか」とかは、余程間抜けでない限り、何と返答されても「なるほどね」としか思いようがない。 よくよく考えれば当たり前かもしれないけれど、面接というのは品質検査ではない。礼の角度を計っても仕方がないし、失礼な質問をして反応を見ても仕方がない。人間性がそんなに簡単に判るのなら余程世間は