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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (6)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 子どもに死を教える三冊

    良い機会があった。遠い親戚が亡くなったのだ。 「良い」なんて不謹慎だけど、このご時世に大往生だから感謝しないと。家族総出で葬式に行く。テレビなどに任せず死の教育をやってきたつもりだが、百聞一見、葬式こそ最高の現場だ。 子どもに伝えたいたった一つのことは、以下に尽きる。 あんたまだ生きてるでしょ だから、しっかり生きて、それから死になさい しっかり生きてないと、ちゃんと死ぬことすらままならない…このメッセージをそのまま言っても分からない。まず、自分の「生」を大切にさせる。できるようになれば、家族の、ひいては他人の「生」へも目配りができるようになる。 自己であれ他者であれ、「生」を大切にできるようになれば、それを支える「生活」も大切にするだろうし、「生」を生み出す「性」も同様に扱えるようになる(はずだ)。 生の反対は死でない。しかし、死について考えることは生きる質(文字通りの "qualit

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    cloned 2006/05/29
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その5)

    ウォーターフォールの怨嗟の的になっているのは「ドキュメント」だろう。使うかどうかも分からぬような大量のドキュメントを書かされる。しかも顧客の一言で大幅に書き直しを命ぜられる。さもありなん。だが、ここでは、ウォーターフォール・モデルにおけるドキュメントの必要性を強調する。 ドキュメント=契約書 なぜドキュメント化が嫌われるのか? SEの立場から言うと、ちゃんと検討していないまま、「とりあえず」ドキュメント化をさせられるから(結果、後から手直しが多発する)だろう。PGの立場からすると、理解してコードに落とすだけの内容を、なぜ語弊の出る日語に書き直さなければならないか、疑問に思うだろう。 当の問題はSE/PGがドキュメントを書いていること。あるいは、片手間にドキュメントを書いていることをなんとかすべき。来なら専門部隊を準備するか、リソースを明示的に割り当て、執筆期間を設ける必要がある。 こ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その5)
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    cloned 2006/02/17
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その3)

    ちょっと思い出して欲しい。次の弾丸が飛んでくるのはいつだろうか? 「すでに決まったはずではないか」 「そう読み取れるではないか」 「いまさら言われても困る」 よい子のみんなはもちろん分かってる。納品が間近に迫ってきたときだね。品質がアレなのか、そもそもマトモにできていないことが明らかになったか、トリガーは様々だけど、たいていはプロジェクトも終盤になってそんな弾丸が飛んでくる。 これは「仕様のあいまい性」を先送りしてきたツケだ。実はこの弾丸、プロジェクトを通じて3度発射する機会があるという。 1回目:顧客との契約時、仕様の確認をするとき 2回目:ベンダーと請負会社の契約直前に、請負会社から仕様の確認を求められ、顧客に問い合わせるとき 3回目:火ダルマになっていることが知れ渡り、顧客が乗り込んできて「こんなのを作れなんて言ってない」と言い放つとき .…にもかかわらず、3回目がほとんどだろ。この

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その3)
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    cloned 2006/02/15
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その2)

    ウォーターフォール・モデルとは一言で説明するなら、「プロジェクトの構造化」だ。逐次実行や先手管理、進捗の予実管理なんざ、特徴的だが質ではない。それらはキチンと構造化された後に実現できる。プロジェクトの構造化をしないまま先手管理しようとするからおかしくなる。 プロジェクトの構造化はこうやる ウォーターフォールは逐次的な開発技法であり、ウォーターフォール全体として「分析>設計>製造>試験」とはならない。顧客受けしやすいようそんな絵を書くこともあるが、実質は異なる。 「すべきこと」単位に分解して、「すべきこと」同士の順序性を決めた後、「すべきこと」同士では逐次的な関係を守らせるようにすることが当。 「すべきこと」の分け方は「分析」「設計」「製造」「試験」ではない。これらは分断するものではない。「なんちゃってウォーターフォール」をダメにしているのは、工程(=フェーズ)ごとにチームを割り、それぞ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その2)
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    cloned 2006/02/15
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その1)

    ウォーターフォール・モデル悪玉論が幅を利かせている。一方でスパイラル・モデルやアジャイル・モデルがもてはやされている、銀の弾丸のごとく。 曰く、 この無駄な成果物を作らされているのはウォーターフォールだから あいまいな仕様と理不尽な要求に振り回されているのはウォーターフォールだから スケジュール後半になって追い立てられるのはウォーターフォールだから いつまでたっても品質が向上しないのはウォーターフォールだから 赤字プロジェクトが垂れ流されているのはウォーターフォールだから このプロジェクトがデスマってるのはウォーターフォールだから 偉大な(?)グルの尻馬に乗って叩く。まるでウォーターフォールという軛がボクの創造性と可能性をことごとくダメにしていると言わんばかりに。何かに責任転嫁して考えを止めるのは楽だけど、その「何か」が真の原因で無い限り、解決にはならない。 仕事ができないのは道具が悪いと

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ウォーターフォールはこう使え(その1)
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    cloned 2006/02/15
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 画面仕様書を「作らない」リスク

    IT Pro の開発ドキュメントの最適化で笑わせていただいた。これ書いた人は画面仕様で酷い目に遭ったことがないんだろう。笑った箇所は次の通り。 画面仕様書をプロトタイプ・アプリケーションで代用する方法がある。Webシステムの場合は,HTMLの作り方を工夫すればプロトタイプで実際の入力手順や画面遷移も確認できるようになる。エンドユーザーにとっても,ドキュメントよりは実際の画面で確認した方が分かりやすいので,手戻りが減る。これは帳票にも同じことが言える。 あのな、HTMLで作る画面なんざ、紙芝居だよ。「ふいんき」をかもし出すだけで、そいつは「仕様」じゃねぇ!ボタン配置や文字色を目の前で変えられるものだから、いつまでたっても顧客は「ちょっとコレ直して」と言ってくるんだよ。気軽に直せるものとお金を頂戴しないと直せないものがあることをギッチリと顧客に理解していただくために、画面仕様書はどうしても必要

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    cloned 2006/02/15
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