山手線の原宿駅と言えば、ファッションの街の玄関口として有名だ。駅の構造は島式ホームが1本で、ホームの両側に山手線の外回り電車と内回り電車が発着する。ところが、外回り電車用にはもう1つホームがあり、さらに内回りの線路の向こうにもホームがある。普段使われないこれらのホームは、一体いつ使われるのだろうか。 原宿駅の臨時ホーム 明治神宮参詣者用の改札口が見える。駅舎を出た道は明治神宮へと続いている まず、外回り電車側にあるホーム。普段使っているホームと並んだ「もう1つのホーム」は、臨時ホームと呼ばれている。このホームは代々木公園に接しており、ホームの外側には臨時駅舎もある。そして、駅舎を出た道は明治神宮へと続いている。明治神宮に初詣に訪れた人ならご存じの方も多いだろうと思うが、この臨時ホームは明治神宮の参詣用なのである。使用される時期は、年末年始の参詣シーズンのみとなる。ちなみに、この臨時ホームが