ジェラルド・バトラー主演、ディストピア映画! 西暦2034年……世界で流行するテレビゲーム「スレイヤー」。それは、死刑囚をナノマシンによって外部からコントロールし戦わせるという殺人ショーだった。30回勝ち残れば解放されると言う条件で戦い続ける死刑囚ケーブルは、残り数回で自由と言うところまでこぎつけ、世間の注目を集めていた。だが、主催者には彼を解放するわけにはいかない理由があり、ケーブル自身にもまた、どうしてもそこから逃れねばならない理由があった……。 『アバター』や『サロゲート』と違って、生身の人間が人格を奪われて「代理」に従事してるっていう設定が面白い。ある種の「万民の歪んだ夢」にとどまらず、リアルな搾取の構造を投影したこの設定は、『デイブレイカー』冒頭と同じく、現況の社会への批判にもつながっているわけだ。 非実在非実在と叩かれがちなゲームだが、実際に生身の人間を使う事で「リアル」にする
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