ブラジル警察は15日(日本時間16日)までに、少なくとも2人の女性を殺害し、遺体の一部を食べたり、料理の材料にしたりした殺人などの疑いで、男女3人を逮捕した。逮捕された男は地元テレビ局とのインタビューで「頭の中の声に従った」などと語った。米CNN電子版などが報じた。 逮捕されたのは、ブラジル東部ガラニュンスに住むベルトラン・ネグロポンテ容疑者(51)と同容疑者の妻、そして愛人の3人。警察の調べによると、ネグロポンテ容疑者らは、若い女性2人に、「住み込みの子守りの仕事がある」などと言葉巧み持ちかけて自宅に誘い入れ、殺害したとみられる。 女性らの遺体は、ネグロポンテ容疑者の自宅裏庭に埋められていた。地元フォリャ・ジ・サンパウロ紙によると、ネグロポンテ容疑者らと同居していた5歳の少女が、警官に遺体の場所を示したという。 警察はこの少女についても、2008年に近隣で行方不明となり、捜索願いが出てい