ここで本書の構造について、見通しを与えておきましょう。第1章は「絵本」、第2章は「マンガ」、第3章は「児童文学・ティーン向け小説・ライトノベル」、第4章は「自伝・エッセイ・ノンフィクション」、第5章は小説、第6章は「歴史・思想・宗教の本」としました。本書全体の最初のあたりが絵本ですから、とりわけ優しく、全体の最後のあたりには哲学の本なんかが多くて、難しいように配置してあります。 (横道誠『読書嫌いを覚醒させる至高のブックリスト』ちくまプリマー新書、2025) おはようございます。横道誠さんの『読書嫌いを覚醒させる至高のブックリスト』に倣って、絵本の話から始めます。 先月の半ばに、東京は青山ブックセンターで開かれている絵本作家の新井洋行さんの個展「ポポリとマッシュとポルッチと」(~2026年1月7日)に行ってきました。ポポリもマッシュもポルッチも、いずれも新井さんが生み出したキャラクターで、

