「令和のエッセイブーム」を一過性の流行にしてはならない。歴史となり、伝統となり、文学の秩序に組み込んでいく。それは自由な形式のエッセイを束縛するものでは決してない。個人の才能を超えて生き続け、古い作品も常に更新されていく可変的な営みにより、「令和のエッセイブーム」は流行を超えた参照すべき文芸運動になるのだ。 (宮崎智之、海猫沢めろん、船張真太郎、他『随風03』書肆imasu、2026) こんばんは。上記の引用を、はてなブログの今週のお題「シーズン開幕」に寄せるなら、令和に開幕したエッセイのシーズンを「ブーム」的なもので終わらせてはならない(!)ということになるでしょうか。宮崎智之さん言うところの、 令和のエッセイブーム。 この盛り上がりを持続的で恒久的な文芸運動へと育てていくためには、いったい何が必要なのか。その問いに対する答えのひとつとして、『随風03』(ブームを牽引する随筆・エッセイの

