なぜ揚げ物には千切りキャベツなのか?という話がありました。 とんかつなど揚げ物の隣に添えられている定番のものといえば、「キャベツ」。 こってりした揚げ物に対して、さっぱりしたキャベツが合うということでしょうか? その理由を、明治28年創業の銀座にある「煉瓦亭」で聞いてみることに。 創業当時のポークカツレツを再現してもらうと、キャベツは千切りではなく、使っていたのは茹でたり揚げたりした野菜類でした。 それが、定番の千切りキャベツになった理由は、110年以上前の歴史的背景が関係しているといいます。 明治37年(1904年)、当時の大日本帝国とロシア帝国による争い「日露戦争」が起きていた。 若いコックさんや、ホールの係の男性は戦争に徴兵された。 人手不足になり、野菜を茹でたり揚げたりするのに、かなり手間がかかってしまった。 そこで、刻むだけで簡単に出してしまおうということになった。 一見、千切り
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