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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kamimagi (12)

  • ハッピーエンドとは、対象読者の想定内に結末が納まること。 - モノーキー

    ▼寝取られが見たい人にとっては寝取られがハッピーエンド(ついったーまとめ:その2) つまり、ハッピーエンドとは、広義で考えるなら対象読者の想定内に結末が納まること。そう考えるとしっくり来るかもしれない。 なぜ、男の娘がいることを最初に明かさなければならないかっていえば、ハッピーエンドが広義でいうところの読み手の想定内のエンディングである必要があるからだ。女の子だと思ってたのに男だと後で明かされたらだったら、想定外だと騒ぐ人が少なからずいるからであろう。 想定内のハッピーエンドが想定外の手法(どんでん返しとか)よって、しかも論理的に行われなければならない(伏線=兆しがみえないとならない)。 ハッピーエンドって定義を徹底的に緩めてやれば、読み手にとって都合のいいエンディングって意味になるので、寝取られが見たい人にとっては寝取られがハッピーエンドなのよね。 そもそも人間は自分の理解でき

  • 注目が集まって、異ジャンルの移民がやってくれば、勝手にジャンルは越境される。 - モノーキー

    ▼優れた作品がジャンルの越境力を持ちうるのではなく、大抵の及第点をこえたコンテンツは越境性を内包しているが、異ジャンルの人が飽和しないから気がつかれないだけと考えた方がいい。 ついったーまとめ その1。 新しい視点を持つ人間が一杯集まったことによって、多くの人が気がつかなかった新しい視点に気がつくという話。 ジャンルの越境性って、作品が生むのではなくて、人が集まったところに気になって飛び込んだ異ジャンルの人が、そのジャンルにも異ジャンルとの同一性を発見するから、なんだよね。 要するに来対象じゃない読者が、自分の対象商品と同じところをその商品にも見つけたってだけ。越境して無い作品にも異ジャンルの要素は内包されていると考えた方がいい。 ジャンルの越境性はジャンル以外の移民の気づきが広く広まる事によって起こる。 ブンガクだろうがエロゲーだろうが、ラノベ的要素は内包されている。みたい

  • 玄人鍵考察オタっぽくみせるメソッド(涼宮ハルヒの憂鬱を君望と太宰治から表現する的に) - モノーキー

    ▼エマノン読むと、絶望する。自分の文才のなさに。(知らない間にコミック化されてたらしい) Amazon.co.jp: おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル): 鶴田 謙二, 梶尾 真治: 挿絵も手がけたおなじみの鶴田謙二でございます。ハズレるわけがないだけに欲しい。 反抗期のメンタリティー - Gちゃんねる >ロックや小説映画漫画といった文化・芸術を当に必要としているコアターゲットは基、反抗期のメンタリティーを持った人たちだと思う。 葉鍵好きでもない、俺が! 葉鍵の素晴らしい考察に憧れ、クリエーターを目指していま無職のオレが! 葉鍵考察史観を捏造する! リライト発表に頑張って水をぶちかけるぜ。(こうしてオレの黒歴史が又一つ増える) 水無月、高橋が書かないToHeartはToHeartじゃない! 麻枝の書かない鍵作品は鍵じゃない! ▼同棲はしなくて

  • 恋愛ゲームって、女の子視点とか主人公視点以外のが見えると面白くみせやすいよなあ - モノーキー

    コンチェルトノート ErogameScape−エロゲー批評空間− ここの評判がいいのでちょっと気になった。 ErogameScape−エロゲー批評空間− 見上げた空におちていくのPOV関連情報 Fragmentは面白い機能らしい 体験版が編と同じ内容だったらSaveデータ引き継げるヤツあるよね。 見上げた空におちていく >体験版で初出だったfragmentシステム。 >舞台に関係ない季節や、悠斗の視点で見落としていても誰かにとっては印象深い、そんな物語のfragment(断片)を集めたもの。 >体験版だと8個ですが、製品版だと白い枠が全部埋まってますよ。 >物語の伏線から、全然なんでもない日常のひとコマまであるみたい。 >私も困った時に、何かしらお願いするかもしれませんね。 しぇいむ☆おんで木野村典乃シナリオが頭一つ抜けてる原因はヒロインの心情を見せるパートが丁寧だ

    cloverleaf24
    cloverleaf24 2008/10/28
    これはある。主人公男以外の視点は興味あるから。
  • なぜ、男の子は並行世界とかループみたいな謎の理屈世界で、恋愛が繰り広げられるとキュンキュンするのか? - モノーキー

    ▼追記。 もっともっと簡単に言えば、男の子ってのは趣味や遊びやつまらない事を真剣に考えてしまうのは、全ての事が自身に課された課題とか修行みたいなものと勘違いするクセがあるからに他ならない。 自身が帰属してる(興味のある)モノについて真剣に考えるのが社会から男の子としての役割を与えられた人のクセなんだよね。 逆にそのクセのおかげで、社会の歯車の一部になれるんだけど。 ▼それは、男の子の興味のある事柄に恋愛(コミュニケーション)が落とし込まれるから。 だから男の子にとって恋愛は誰かとするふれあいではなく勉強であり、一人でする思索なのだ。 言い換えるなら、恋愛が人間関係(交渉・ダイアログ)じゃなくて、男の子の大好きな、なにか、一つの物事について思索したり勉強をするという(思考の耽溺・モノローグ)に落とし込めるから。 たとえば、女の子と会話してるのではなく、その向こうの世界観と会話し

  • 「厳選してから記録する時代」から「記録してから厳選する時代」へ - モノーキー

    文化の変化は記録媒体の安さや手軽さに影響を受ける。ニコニコとか2chとかは記録してから厳選する文化だよね。 ビデオテープが貴重だったころは、どれを記録するかどれを消すかに悩んだけど、いまならとりあえず全部記録するところから始めて、暇を見つけて厳選したりするじゃないですか。 記す事が貴重だった時代ってのは記す事を厳選する必要があった。 はるか昔の中国の史書とかには、当たり前でなかった知的階級や貴族の祭事、文化というのは事細かく記載されてたりするが、一般の人の文化というのは自明であり記す価値がない当たり前のことだったから記されなかったように。 昔は記録する内容すら厳選する必要があったけど、いまはそうでない。だからこそ昔じゃ出来ない贅沢な使い方と贅沢な楽しみ方ができる。 ブログと書籍というのもそういう意味じゃ「書いてから厳選する」と「厳選してから書く」の文化の対比になるかもしれない。

  • エロゲ塗りが動くと結構立体的に見えるってのは重要。 - モノーキー

  • 莫大な世界観は作者が神であり続けられる事をほぼ保証してくれる箱庭を提供します。 - モノーキー

    二次創作を作者の想定内に閉じ込めておきたいならTYPE-MOONを参考にしよう。 世界観というのが暗黙的な創作への強制に他ならないから。 増えれば増えるほど、取れる選択肢は作者の想定内に収まってしまう。 だから、似たような設定の違う作品が生まれるわけだが、吸血鬼モノとかで。 とりあえず、作者の望みどおりに二次創作して欲しければ、作品にも出ないような細かい設定とかもガチガチに決めておいて、無駄に世界観を広げるといいと思った。 莫大な世界観ってのは、実は自由に創作できるように見えて、その逆なんだよな 法律が細かく設定されてるのと同じで、それ以外は認めないという状況になる。 世界観に反する事をすると矛盾になっちゃうから。 戯言シリーズの二次創作がやりにくいのもソコにあるわけで。  だからこそ、タイプムーンの二次創作を僕ら消費者が安心して見られるっていう点はあるかもしれない。

  • アニメファンなんて居なかったんだ。青少年アニオタを生産してたのは雑誌社 - モノーキー

    ▼追記:テレビの宣伝効果がすごかった時代とアニメ 景気のよかった頃ってアニメは公共事業的な側面はあったのかも。 おもちゃ会社主導じゃないアニメね。雑誌社とか、品会社のアニメ。 会社の資力を見せるための奉仕的なモノだったのかもなあと思った。 あの頃って、DVDとかコンテンツそのものを売るってのがあんまり無かったわけだから。 もしかしたら、ああいうところからスポンサー側はテレビ会社とのコネとか作ってたのかな。 あ、まて広告代理店とテレビ会社の商法の一つという可能性はあるか。 あと、たまたまその時間帯にCMやりたかったから入ってた会社とかもあるか。 安い値段で番組作れるから、アニメってのは当時のテレビ局としても重宝してた……のかね? ▼誰が殺したクックロビン 売れる作品を下支えしてるのは、媒体そのもののファンではなく、媒体に乗っかった作品だけがファンの人達って話でしょ。

  • 教養がニコニコ動画の代わりだった時代があったんですよ。 - モノーキー

    ▼永遠に喪われ続けるポストエヴァエヴァで『おめでとう』そしてAIRで『ゴール』した先の時代ってのは YouTubeだったりニコニコだったりブログだったりとかツールの時代なんだよね。 つーか、とうとう着ちゃったんだよね「圧倒的な楽園」に。  批評のインタラクティブ性と社会接続性が奪われちゃって。 「読みの理論」だけが残った、ともいえるかもしれない。 と、とにかく。ソーシャルブックマークの事を『KA☆RA☆SA☆WA @ マッシュアップ』とか呼べばみんなの溜飲が下ると思います! KA☆RA☆SA☆WA氏のブログを引用してた俺涙目。   ▼もう、世代共通の名作はやってこない?(ポストエヴァは高確率で生まれない、その代替としてのwebサービスSF1000冊読め、名作だけは押さえておけ、昔言われたのは、それが必要なソフトウェアでSF1000冊がインストールされてないと、特定

  • ハルヒ考察追加。〜朝比奈みくるがおしえてくれたこと〜 | キョンとハルヒが神である理由。 - モノーキー

    今回はみくるにスポットを当ててみよう。って話。 ▼ハルヒの世界はパラパラマンガの世界。 ということで、今回は原作の文章をマジメに読み解くとやっぱりメタフィクションだった。ってお話。 関連:時間跳躍 (涼宮ハルヒの分析) で、上のエントリからの孫引き 「時間移動は積み重なった時間平面を三次元方向に移動すること。未来から わたしは、この時代の時間平面上では、パラパラマンガの途中に描かれた 余計な絵みたいなもの」 ~涼宮ハルヒの憂(第1巻)- 涼宮ハルヒの憂(P.146)より引用~ じつは、あんま小難しいことを考えなくて良い。 木(質)は森(小難しい事)に隠せ。 つまり、みくるが例としてあげていたものが実は質そのものだったってオチ。 そう、ハルヒの世界はパラパラマンガと同じなの。 小説に文字として記述されてるなら、小説と同じ。 ページをめくるごとに時間が進んで

  • 涼宮ハルヒはセカイを作る僕ら(読み手)そのもの。 - モノーキー

    ははは、オマエがいつもオレにしてくれる『ワガママで、小生意気で、賢いのに見識の狭い世間知らず、でも憎めない女の子の話』って面白いな、で誰だよそのバカは。 ――それ、オマエのことだぞ? 「!?」(爆発) …………。 モノーキー なぜ、SFをセカイ系だのメタリアルフィクションと呼ぶようになったか コレが読みにくくまとまっていないとコメント欄でおしかりを受けたので、今流行の涼宮ハルヒに変えて説明しよう。って無謀な試み。 ●「涼宮ハルヒの憂」風にいえば作り手はキョン。読み手の人たちの集団がハルヒ。 ジャンルを産むのはソレと似たような話を欲する読み手がある程度存在するからって話。 もっと言えば読み手の集団って涼宮ハルヒじゃねえの? 思ったとおりの世界を作る(読みたい小説をジャンル化させて、市場を生む)という意味で。 さて、問題です。 セカイ(物語)を作ってるのはキョン(作り手)

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