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Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
先週iPadが発表されたとき、Twitterの一部で「教養」について話題になっていた。ジョブスがアップルの理念を説明したときに、どうやら"liberarl arts"の重要性について話したらしい。基本的に僕はチキンで無精なので、Twitter上の荒波に議論を投げかけることはしなかったが、こちらにきてから気づいたことがあるのでひっそりとここに書き留めておく。実は本務校では「教養研究センター所員」という職にもついているので、大学における教養教育について関心を持つべき立場にもある。それにこのサイトを見ている人の中には少なからず大学関係者もいると思うので、もしかしたら何らかの参考になるかもしれない。(いつものように日記に組み込もうとも思ったけど、少し長くなりそうなので別にトピックを立てることにします)。 ぼくはコロンビア大学には客員研究員という立場で来ているので、たまに大学院のセミナーを聴講する以
論文とはなにか ■論文とは何か 「論文」とは何でしょう。たとえばレポートとはどう違うのか。 おそらく皆さんは、これまで受けてきた大学の授業で次のように言われたことはなかったでしょうか。 「小学校から高校までは与えられたものを消化すること(覚えること)が勉強だったが、大学での勉強というのは「自分の頭で考える」ことだ」、とか、「問題意識を持つことが重要だ」とか。 でも、「自分の頭で考える」にはどうすればいいのか、あるいは「問題意識」なるものはどうやったら持てるようになるのか、いやそもそも「問題意識」って何? でもまあ、言わせてもらえば、「自分の頭で考える」ための、また「問題意識を持つ」ためのその具体的な道筋を示すことなしに「問題意識を持て」などと繰り返すのは、まあ、単なるお説教にとどまっているわけで。 一言でいれば、「自分の頭で考える方法」、あるいは「問題意識を持つ方法」とは、「問いを立てるこ
かねもちはくしは よいせいかつを おくったままです。びんぼうはくしは こまったくらしを したままです。そんなおとぎばなしのじかんです。 一 あるくにに だいがくいんという とても りっぱな がっこうが ありました。このがっこうでは だいがくいんせいという ひとたちを そだてて よのなかのやくにたつ りっぱなひとにするのです。そして このがっこうを でた りっぱなひとのことを「はくし」といいます。 はくしたちは とっても ものしりです。みんなが いままで わからなかったことを あきらかにしてくれます。みんなが いままで こまっていたことを かいけつしてくれます。みんなが いままで しらなかったことを おしえてくれます。 はくしになるには「はくしろんぶん」というものを かかなくてはなりません。ひとつのことについて じっくり けんきゅうして それを ぶんしょうに まとめて かくのです。みんなが
以前、「学生時代に聞いておきたかった7つのアドバイス」を紹介しました。しかし、大学院に進むとしたら、少し話が違ってきます。大学院では、どんな分野に進むにせよ、他の競争相手から自分を際立たせなければなりません。きっとあなたも聞いたことがあるでしょう。今回は、米Lifehackerのスタッフが、自身の経験をもとに、「大学院に行く前に聞いておきたかった7つのアドバイス」をお届けします。 大学院は学生生活で最も困難な時代だと言われています。長い学部生活の後、財布も空っぽで、授業も長くなり、学部生の指導も課せられます。とはいえ、大学院時代は、視野を広げ、アカデミック・キャリアを積み上げる絶好の機会でもあります。以下、経験者達のアドバイスを聞いてみましょう。 激しい競争に備えよ 私が大学院に入って一番驚いたのは、クラスメイトとの競争があまりに苛烈なことです。自分のことだけ気にしていればよかった学部時代
私は気が弱い。およそプレッシャーというものが苦手で、受験競争がいやで高校を辞めたほどである。みなが一心不乱に勉強している図書館に行くとあらがい難い眠気を覚える一方、騒然とした駅のベンチでにわかに学習意欲を覚えることもある。高校を辞めた後も、半年ほどぶらぶらしていると、次第に学習意欲が湧き、毎日英書を読んだり、古典語を勉強して過ごすようになった。そういうあまのじゃくな人間が何かを選択するとき、競争の少ない、ひそやかな分野に心惹かれるのかもしれない。 高校を辞めたころは、多くの青年がするように、ひとは楽しくもない人生を何のために生きるのかということをよく考えた。自分の人生の難問に取り組むことなくしては、実用的な学問を修めて世の中を渡っていくのは無意味だと思ったので、大学に行きたいと思い直したときから、人文的なことが学べる学部に行こうと心が決まっていた。計画どおりにならない人生だから、天の導きに
「医療人類学と自らの癒し」 (『現代のエスプリ』 335.p174-183、1995年掲載) 「癒し」という言葉 「癒し」という言葉が、近年よく使われている。 このことは、現代社会のなかに、「癒し的なもの」が不足していることを、なんとなく人々が気づき、危機感をもっていることのあらわれだろう。そして同時に、「癒し的なもの」がどうして不足してしまったのか、自分たちが取りこぼし、うち捨ててしまったものから、なにか、ほんとうはとても大切だったんじゃないかというものを拾いあげる試みも、あちこちに見られている。 医療人類学(そして文化精神医学)といった学際的領域に関心が高まっているのも、こういった「癒し」への渇望と無縁ではない。もちろん、これらの領域はここ数年の、日本という社会のなし崩し的な、いびつな国際化の結果でてきた問題(たとえば、外国人労働者の健康問題、外国人「花嫁」の精神的ストレス、海外駐在員
自発的対称性の破れはわれわれの日常生活の中にでも見られる現象のひとつである。たとえば,ここに丸いテーブルがあると考えてみる。テーブルの表面にはその面に垂直な方向に一様な重力がかかっているとする。そのテーブルの中心に1本の細長い棒を垂直に立てておく。この考えているテーブルの表面での力学系は,テーブルの回転に対する対称性をもち,何も特別な方向はない。しかし,この棒が立っている状態は安定な状態ではない。時間がたつとその棒は倒れてしまう。棒が倒れた状態では特別な方向が発生し,もはや上記の回転対称性は破れている。このように,力学の基本方程式は対称性をもつのに,そこに生じた基底状態の対称性が破れる現象を,自発的対称性の破れという。 南部先生はこの対称性の破れが素粒子の世界でも起きていると考えた。素粒子物理学は場の量子論で記述されるので,スカラー場H (x )を用いて説明しよう。このH (x )は複素数
地球温暖化への懸念などから、地球規模での炭素循環の理解に関心が集まっている。炭素は空気中や海中の二酸化炭素や植物・動物などの生体物質として含まれるなど、地球全体を循環している。 今回、物質・材料研究機構の研究グループはそのような循環以外に、「ハイドロタルサイト」と呼ばれる粘土鉱物が空気中の二酸化炭素をあたかも「呼吸」しているかのように吸ったり、吐いたりしていることを発見した。 ハイドロタルサイトは、天然に産出する粘土鉱物の一種で、マグネシウムとアルミニウム、炭素、水素などの元素からなる層状化合物。層間に陰イオンを取り込む性質がある。その性質から胃酸を中和する制酸剤や、塩化ビニールの安定剤などに利用されている。 この研究グループはハイドロタルサイトの層間に存在する炭酸イオンの動態を調べた。その結果、炭酸イオンは空気中の二酸化炭素と、数日から1週間程度で入れ替わっていることが分かった。さらにハ
幼い頃の私の夢は、世界を飛び回るパイロットになることだった。小学生のときは、世界中の子供たちに希望を与えるサッカー選手になりたかった。高校生のときは、世界を股にかけるビジネスマンにあこがれた。就職する頃には、母国である日本とトルコを結び付ける事業をいずれ経営することを目指した。 しかし、就職し日々に追われる生活をしているうちに、以前ほど夢を思わなくなった。正月には今年の抱負を立てる。5年後のキャリアビジョンも考える。親しい友人と飲みに行くと、お互いの夢を語ったりする。しかし、どうもそこには魂がこもっていないような気がしていた。子供のときのワクワク感がないのだ。 そんな私だったから、ハーバードビジネススクール(HBS)に足を踏み入れたときの驚きは大きかった。そこは、目をキラキラさせ、本気で世界を変えようと思っている人たちであふれていた。しかも彼らは、自分と同年代。みんなバカでかい夢を掲げて、
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