2015年3月29日のブックマーク (1件)

  • 北海道のヒグマ、肉食から草食傾向へ。明治以降の開発が影響か? -考古試料の安定同位体分析から-

    研究では、安定同位体分析という手法により、過去から現在までのヒグマの性の変化の歴史を明らかにしました 。ヒグマの大規模な性の変化が生じた時期が、ちょうど明治以降の開発が格化した時期と一致していたことが非常に興味深い点です 。人の開発に伴う同様の性の変化は、北太平洋の沖合を餌場とするハワイミズナギドリでも報告されています。研究を足がかりとして、人の活動が物網に与えた影響に関する研究がより一層発展することが期待されます。 概要 ヒグマ( Ursus arctos )は、北半球の広範囲に分布する大型の雑動物です(図)。雑動物の中でも、ヒグマの性は「日和見的な雑性」と呼ばれており、物資源の可給性に応じて性を大きく変化させるという特徴があります。彼らが利用する物資源はさまざまで、植物の茎葉や果実のほか、昆虫、哺乳類やサケなど、その地域や季節に利用できるさまざまな資源を利用

    北海道のヒグマ、肉食から草食傾向へ。明治以降の開発が影響か? -考古試料の安定同位体分析から-
    cmizuna
    cmizuna 2015/03/29
    好きとかサケとか諦めないやつ