今日はnode.jsで採用しているCommonJSの話である。 CommonJSの説明だけだとあっという間に終わってしまうのでJavaScriptの歴史を混ぜ込んだら期せずして長くなってしまった。 さて、1995年に発表されたJavaScriptは開発当初「Mocha」と呼ばれ、次に「LiveScript」となり(実際Netscape Navigatorの2.0のアルファ版ではではこの名前だった)、最後にようやくJavaScriptになる(Navigatorの2.0B3から)という変遷をたどった。このJavaScriptという名前っていうのはJavaというコンパイル言語を補完するスクリプト言語にしたいという考えがあったからという話もあるんだけど、そのころ開発元のNetscapeはSunとの業務提携を発表しており、ちょうどそのころJavaが世に出てNetscapeブラウザ上でクールなJava