昨年、麺の中にゴキブリが混入しているのが発覚し、製造を中止していた即席麺「ペヤング ソースやきそば」(群馬県・まるか食品)が8日、半年ぶりに関東7都県で販売再開された。 ネットやワイドショーでは「ペヤングファン待望の復活!」などとあおり立てたが、この日の夕方、都内のスーパーやコンビニは、どこもペヤング山積みで、とても“飛ぶように売れている”とは言いがたい。半年の間にペヤングファンの心は離れてしまったのか。 東京・中野区のスーパー店員は「発売中止になった時は買い占めが起きたほどでしたが、今日はまだ5個も売れていないんじゃないか。これだけ話題になっている割にはほかのメーカーの商品と(売り上げは)変わりません」と語る。 新宿区のコンビニでもカップ麺の陳列棚の最上段に堂々、ペヤングコーナーが特設されていた。ほかの商品が各3~4個陳列されている中、ペヤングだけで20個以上並ぶ。店員は「思ったより売れ