社会を豊かにする優れた製品のデザインやプロジェクトに贈られる、2014年度の『グッドデザイン賞表彰式』が4日、都内で行われた。昨年の“該当なし”から2年ぶりとなる大賞には、決戦投票の末、2位と87票という僅差で、デンソーウェーブの産業ロボット「医療医薬用ロボット VS050 SII」が選ばれた。<写真>モノからサービスまで! 大賞候補に選ばれた全9点 グランプリは、2011年より大賞候補の中から審査委員、その年のグッドデザイン賞受賞者のほか、受賞展『グッドデザインエキシビション』来場者の投票によって選出。昨年は、「Google マップ」が最多の得票数を獲得したが、“極めて顕著な功績には該当しない”との政府の判断により、大賞は該当なしとなっていた。 今年は全受賞作1258点の中から、10月に大賞候補9点が決定。表彰式内で行われた投票により大賞を決定した。はじめ、「医療医薬用ロボット」が254