カメラのオリンパスが、デジタルカメラや交換レンズを生産する中国・深センの工場の操業を停止したと7日に発表した。新聞によると、スマートフォンの普及によるデジタルカメラ市場の縮小で稼働率が低下していたことが原因だという。 この工場に関し、地元税関当局への贈賄の疑いが一部で報道されていたが、これに会社側は「法令違反は認められなかった」としていた。 また、工場の今後の活用方法は未定だが、とりあえず従業員約1700人は解雇される見通し。オリンパスは、中国とベトナムでデジタルカメラを生産しており、17年3月期の出荷台数は計83万台だった。今後はベトナムに集約する方針。 もともとオリンパスは、銀塩フィルム縮小デジタル拡大の路線を早くから進めていた。デジタルのほうが有利であると宣伝もしていた。特に望遠の精度が高いとし、これは画角の大きさの違いだから違うという反論もあった。 そんなオリンパスだが、これからは
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