井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。 by ruhiginoue
強風の日だった。もともと予定が入っていたので、役所に出かけた。地下鉄で白い杖の人が目的地に近い出口はどちらかと言うので肩に手をかけさせて一緒に出たら、凄い風で埃が目に入る。すると「ありがとうございました。後は点字ブロックに沿って行けます。風が強いので気を付けて」と逆に気遣ってくれた。そして強風など関係ないように歩いて行った。 よく、座頭市が、この強風と砂埃では目を開けられないほどだろとつぶやき、その間に自分は進むぞと言って歩いて行くが、これを思い出した。 ところで、この時は港区にある中央労働委員会に行った。厚生労働省の下部にある組織だ。建物は芝公園だから東京タワーにも近い。訴訟とは別の労働裁判とでもいうべきものだが、地方から来た人たちは新幹線を使うためか浜松町駅を利用していたが、もっとも近いのは地下鉄東西線の御成門駅である。目の前に出る。 この建物も裁判所と同じで、出入り口に金属探知機が設
「反面教師」という言葉がある。これは悪い手本として教えることができるという意味であることは周知のとおりだが、もとは中国から輸入された言葉で、故事成語よりもっと新しい、毛沢東が演説の中で組織論を説いたことから来ている。 これは、組織に害悪を与える構成員が、よほどひどくてやむを得ないという場合ではないなら、それを追放するよりも、重要な地位に就けずに閑職として、みんなが気を付けるべきだと思う見本に置いたほうが有益だという意味だ。 この言葉を日本で実践している企業があるけれど、日本共産党も見習うべきであった。そういうことが現実にある。 例えば、前に共産党所属の板橋区議会議員が同党の会派内で一部の不満から離脱し、勝手な活動を始めたため除籍処分となった件である。 この松崎いたる議員は、同区の元職員(私人なので伏名)を口汚く罵り名誉毀損などで裁判に訴えられていた。この元職員はしばしば右翼的な発言をしたこ
地下鉄サリン事件から23年が経過し、それだけ長い時間が経つと当時の事情を知らない人も多くなり、いい加減なことを言う人の話が信じられてしまうと江川紹子はツイッターで発言したうえで、何よりの裏付けが裁判記録だと言う。 その裁判の記録を精査すると、あの当時、ワイドショーなどで有田芳生とか江川紹子とか下里正樹とか佐木隆三とかの言い放っていたことが、いかにいい加減であるかよく判る。このことは当時から批判されていたが、知らない人も多い。 また、安倍内閣が酷すぎるからと「昔の自民党は良かった」と言い出す人がいるように、この江川紹子も月刊誌『Will』や『Hanada』が酷すぎるからと、それらに関与している連中の元勤務先である月刊誌『諸君!』を「まともな保守論壇誌」と言い出し、「今からでも復刊したらいい」と妄言を発信していた。 こんなことは言うまでもないことだが、もともと『世界』などリベラルな月刊誌に対抗
三原じゅん子が「八紘一宇」発言について「世界は一家」の意味だったと釈明したが、これは大昔の黛敏郎と同じで懐かしい。戦争で世界中を支配するのが目的であり、家長のDV亭主になるという意味であるが、そうと気付かないマヌケぶりを黛敏郎は批判されていた。ようするに無知な芸人が右翼ぶっているだけというよくあること。 よく、合理的で冷静な自称理系のお馬鹿さんほど、義務教育レベルの三権分立も議会制民主主義もわかってなくて、ほんとに中学に行ったのかと疑わしいお粗末を開陳しながら世界の全てを理解してるみたいに振る舞うものだと指摘されているが、同様に、かつて東京芸大で問題が起きTVが取材に行ったら音楽学部の学生が「僕たち音楽やっている者はアンタたちと違ってバカじゃないんだ」とカメラの前で言い、この放送を見てみなが呆れ、新聞に投書も載ったが、なぜか自分が大学でやったこと自体ではなく、その属する分野を誇り無謬性まで
「NHKから国民を守る党」の立花孝志議員が安倍支持に回ったことで「反安倍」共闘の右翼も激怒したが、さらに菅野完氏からは差別言動を指弾され、これが騒がれている。同党の他の候補者たちも非常識な言動をしているからだ。 もともと同党のようなワンイシュー選挙をしていると、その他の政策がトンデモであっても気がつかないまま議席獲得となることがあり、その危険性が指摘されている。このところNHKの横暴が怒りを買っているが、それで反NHKの運動が支持されるだけならともかく、政党として選挙に候補者を立てたなら他の政策も問題や争点としなければならないはずだが、これが隠れてしまうというわけだ。 では、この「党」の他の政策とは何かというと、最初に公式サイトに掲載された唯一のものが、生活保護受給者は専用の施設を作って入れて能力に応じ働かせるというもの。 ようするに憲法の生存権など全否定して強制収容所で強制労働という片山
5日の朝日新聞に、朝日新聞社とベネッセ教育総合研究所が共同で実施する「学校教育に対する保護者の意識調査」の結果が掲載された。前4日にまとまった結果だそうだ。 これによると、全国の公立小中学校の保護者7400人に聞いたところ、教育格差について「当然だ」「やむをえない」と答えた人は62・3%となり、4回の調査で初めて6割を超えたそうだ。 この朝日新聞の見出しは、子供を持つ人たちに教育格差を容認する風潮が高まっているというものになっていた。 これは、あってはならないはずの現実という意味でない。問題があると思うかとの設問もあったうえで、問題ありというのとは反対に、当然などの見解があるということだから、容認するという趣旨となりうるだろう。 では、なぜそうなるのだろうか。 この朝日新聞らの意識調査記事によると、富裕で教育に金をかけられる親ほど、貧乏人の子供が教育を受けられないことに対して冷淡な傾向であ
相撲の巡業へ挨拶というとき急病で倒れた市長に適切な処置をした女性は、専門家が見ると訓練を受けていることが判り、医療関係の仕事をしているのではないかと指摘されていたが、看護師らしい。それにもかかわらず、女性は土俵から降りるよう行事がアナウンスしたことが騒ぎとなった。海外でも格好のネタとして報道されている。 このため相撲協会は、シキタリより人命であるから不適切だったと謝罪した。 では人命がかかっていないときはどうかというと、ダメということだ。今、東京では女性の知事だが、初の女性知事となった大阪で、知事が表彰に出ることに前向きだったのに女人禁制ということで拒絶されたことが既に話題であった。 しかし、大昔に女相撲があった当時から同じ土俵が使用されていて、女人禁制はかなり後のほとんど近代になってからのことだから、伝統というほどではないと指摘されている。 それに、神聖な場所だから女人禁制というけど、そ
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