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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (6)

  • ぶつかり男を初めて見た - 山下泰平の趣味の方法

    駅を歩いていたら前にいた小柄な女性がいきなり後ろ向きにジャンプしてきたので、なんだこいつ頭おかしいのか?って思ったんだけど、よくよく観察してみるとオッさんが女性に突進し、軽く飛ばされてしまったといった状況だった。 無駄に女性にぶつかっていく、ぶつかり男、あるいはぶつかりおじさんの存在は知っていたので、おそらくこれがぶつかりおじさんなのだろうと認識することはできた。そこで正義感の強い私は周囲の人達と協力してオッさんをとっ捕まえ、拷問をして二度と電車に乗れない身体にしてやったというようなスカッとストーリーみたいなのがインターネットだと好まれるが、現実はそれほどドラマチックではない。オッさんは意味の分からないことをブツブツ言いながらそのままどこかに行ってしまい、女性も何事もなかったかのように歩き続けていた。 私が歩きながら考えていたのは、あれが当にぶつかり男なのだろうかということであった。 も

    ぶつかり男を初めて見た - 山下泰平の趣味の方法
    cocoronia
    cocoronia 2023/05/12
    私は追いかけられ後ろからぶつかられて転倒し酷いあざになったよ。何で追いかけられたかわかったかというと数分前に顔を見てヤバいと思ってたからなんだ。
  • ゴールデンカムイの不死身の杉元と明治の不死身キャラの類似性とその進化について - 山下泰平の趣味の方法

    ゴールデンカムイが完結した。せっかくなので全部読んだ。主人公がやたらに「俺は不死身の杉元だ!!」と叫ぶのを読むうちに、そういえば明治時代にも不死身キャラがいたなと思い出し、少し似ているところがあるなと、軽い気持で書き出したのがこの記事なのだが、またもや18000文字くらいになってしまった。これでもかなりはしょった所があるので、詳しいことが知りたい人は、途中で紹介している私のを読んでいただければ幸いである。 令和の不死身、明治の不死身 昔の不死身キャラたち 理屈の世界における不死身 盗作される粂平内 平内の不死身の活かしかた 明治のパワーインフレ さらなる不死身キャラの登場 創作者たちの善意は続く 令和の不死身、明治の不死身 ゴールデンカムイが面白かった。 ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:野田サトル集英社Amazon 面白い作品は、多くの人から愛され

    ゴールデンカムイの不死身の杉元と明治の不死身キャラの類似性とその進化について - 山下泰平の趣味の方法
    cocoronia
    cocoronia 2022/05/20
    単に金カムファンとしてはコレじゃない感……
  • どうしても読みたい本を読むために10万円ほど使った - 山下泰平の趣味の方法

    的に国立国会図書館デジタルコレクションを活用し趣味をこなしていた。しかし趣味の活動が成長し、国立国会図書館デジタルコレクションだけではまかなえないケースが出てきている。今回もそれで、どうしても読みたいを読むために10万円ほど使った。私の人生では、最もお金のかかった読書だった。 読みたかったのは明治三五年に書かれたで、数年に渡って古書を購入しようとしたが出品されない。当たり前だがないものは買えない。三つの大学図書館に収蔵されていることは知ってはいたが、私は大学生でもなければ研究者でもないので読むのが難しい。いくつかの手段はあるが、面倒くさいのである。 そもそもの話になるが、未読のなので当に読みたいなのか読まないと分からない。タイトルと著者、出版年や出版社、そして広告文からおおよその内容は分かっているものの詳細は不明である。おそらく読みたいだろうといった曖昧さしかない。貧民街関

    どうしても読みたい本を読むために10万円ほど使った - 山下泰平の趣味の方法
  • 自虐史観と私たちの実践科学 - 山下泰平の趣味の方法

    今年の2月くらいから『私たちの実践科学』なるを紹介するために準備してたんだけど、難易度が高すぎるので止めることにして、かわりにとりとめのないことを書くことにした。今回はとりとめもないことを書くことに決めたので、情報の精査はあんまりしていない。結論がズバっと出る話でもないけど難解な部分もあって、あんまり面白い話でもない気がする。そんなわけで気が向いた人だけ読んでくれたら十分である。 面白すぎるがあったんだけどまとめることが出来なかった 科学的に考えて合理的に判断をするためのガイドブック 難しさの理由 社会も難しい 自虐史観は難しい 変な出来事 ややこしい話し 科学にも新憲法を 面白すぎるがあったんだけどまとめることが出来なかった ここ最近の私は、過去の変な文化を調べたものをまとめ記事にしている。公開した記事がものすごく読まれるとになる。その印税でまた別のことを調べて書くといった流れが

    自虐史観と私たちの実践科学 - 山下泰平の趣味の方法
  • コロナ禍における日本の雰囲気を理解するために役立った書籍リスト - 山下泰平の趣味の方法

    コロナ禍における日の雰囲気はちょっと変なので、これはなんなんだろうかって考えることがある。 こういうことを考えて理解するためには知識が必要で、なにも知らない状態だと正しく考えることはできない。考えたところでどうしょうもないんだけど、考えて理解できると多少は落ち着く。そんなわけで今の日の雰囲気を理解するために考えた際に、読んでて良かったなと思ったり、新たに読んだを紹介する。 私が気になった今の雰囲気は次の3つとなる。 個人で判断している理由 集団の判断が変になる理由 ケチで嫉妬深い理由 なんでこれが気になったのかというと、『ケチで嫉妬深い』個人が『個人で判断』するため『集団の判断が変になり』別の個人が『個人で判断』して問題を解決しなくてはならなくなるといった状況が嫌になってしまったからだ。嫌なものは嫌で仕方ないんだけど、理由が分かれば納得できる。そんなわけでこの雰囲気はなんなんだろうか

    コロナ禍における日本の雰囲気を理解するために役立った書籍リスト - 山下泰平の趣味の方法
    cocoronia
    cocoronia 2021/09/14
    コロナかにおける日本の雰囲気というものがそもそもどう言うものか、よく分かっていないな…引きこもってるし。貧しくなってるな、とはおまうが。
  • 明治時代のフィクションで遊廓や遊女がどう美化されたのか紹介する - 山下泰平の趣味の方法

    かなり長く(約15000文字)なってしまったので最初にまとめておくと、この記事は『岩見武勇伝』という物語に生じた変化を紹介しながら、『社会の状況が変化すると娯楽物語の内容も変化する』といったことが書かれている。遊廓は登場するが、その実態については触れていない。 岩見重太郎の妹お辻 『岩見武勇伝』は不完全だから語られ続けた お辻が仇討ちの旅に出るまで 侠客の登場 ヒーローになる若松太兵衛、アイドル化するお辻 なぜお辻の扱いに変化が起きたのか 岩見重太郎の妹お辻 今では忘れ去られてしまっているが、かって岩見重太郎と呼ばれるヒーローがいた。 狒狒を殺す岩見重太郎 岩見重太郎・塙団右衛門 玉田玉秀斎 講演 立川文明堂 大正六(一九一七)年 『岩見武勇伝』は主人公の重太郎が父親の仇である広瀬軍蔵を打つため諸国を巡りつつ、狒狒や山賊を退治し、天橋立で百人斬りを達成、ついでに広瀬軍蔵も完璧に殺害、豊臣秀

    明治時代のフィクションで遊廓や遊女がどう美化されたのか紹介する - 山下泰平の趣味の方法
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