先週「Androidと家電」というタイトルで講演をさせていただいた私だが、そのプレゼンのキーポイントは、「なぜGoogleはAndroidを無料で配布するのか?」。それを私なりに説明するための資料として作ったスライドが以下の二枚。 まずこれは、MicrosoftとIntelがパソコン・ビジネスを育てるためにした「コモディティ戦略」を図式化したもの。IntelとMicrosoftで協力してCPUとOSを部品化・規格化することにより、誰でもパソコンを作れる様にしたのがそれ。これにより、パソコン・ビジネスへの参入障壁が減り、パソコン・メーカーが乱立。差別化がしにくい部分(つまりIntelとMicrosoftがほぼ独占的に提供するCPUとOS以外の部分)で激しいコスト競争が起こり、パソコンのコモディティ化が一気に進んだのは皆さんの記憶にも新しいはず。 特筆すべきなのは、MicrosoftもInte
読売新聞の報道によると、経済産業省は自動車用エレクトロニクス向け標準OSの開発を計画しているという。 トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、東芝などの製造企業が開発プロジェクトに署名している、と同紙は米国時間7月30日付けで報じている。 同プロジェクトは、2009年にプロトタイプ完成を目指している。 「Windows Vista」などのコンピュータ向けOSで複数のアプリケーションがやりとりできるのと同様、自動車用OSもさまざまなシステムが連携できるようにする。日本で開発が進められる自動車用OSは、燃料噴射、ブレーキ、パワーステアリング、パワーウィンドウなどを含む予定だ。 現在、ある種の車の部品は機種が異なっても交換できる。共通のソフトウェア標準上で動くスマートな電子部品も、これと同じような便利さを提供し、他の電子部品とのやり取りを容易に実現するという。 米国防総省国防高等研究事務局(DARPA
Novellが、「SUSE Linux Enterprise Real-Time(SLERT)」製品の発売を10月に計画している。これは、ウォールストリートのトレーダーなど、数万分の1秒を争うユーザー向けに設計されたOSとなる。 リアルタイムOSは、外部イベントに対して一定の保証時間内に応答することができる。これは、主流の業務計算処理には普通は必要のない機能だが、航空管制レーダーなど一部の分野では必須となる。しかし、Linuxの柔軟性を示す動きとして、Novellは10月、同オープンソースOSのリアルタイム版を発売する計画だ。 NovellのLinux・オープンプラットフォームソリューション担当マーケティングディレクターJustin Steinman氏によると、Novellは同製品を10月9日に開催されるGartner Symposium/ITxpoで発表する計画だという。Novellは、
ECサイトを題材にソフトウェア開発の全工程を学ぶ新シリーズ「イチから全部作ってみよう」がスタート。シリーズ第6回は、開発方法の整備やスパイラルモデルなど、前回に続きさまざまな問題がある要求仕様フェーズの対処法について解説します。
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