「日本のエースを集めて開発,ターゲットはクライアント」---政府のセキュアVM 開発を総括する筑波大学教授 加藤和彦氏に聞く 内閣官房セキュリティセンター(NISC)が国家プロジェクトとしてセキュア仮想マシン(VM)の開発を進めている( 関連記事)。その狙いは何か。普及へのシナリオは。開発を指揮する筑波大学 大学院システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 教授 加藤和彦氏に聞いた(聞き手はITpro編集 高橋信頼)。 ---セキュアOS や仮想マシンといった技術は既に存在しますが,このプロジェクトで開発するセキュア仮想マシンの特徴は。 最も大きな特色は,クライアント・マシンをターゲットにしていることです。既存のVMwareやXenといった仮想マシン・ソフトウエアや,SELinuxなどのセキュアOS は,主にサーバー側で使うことを前提にしています。これに対し,我々のセキュア仮想マシ
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