「やるおで学ぶ」方式を1回やってみたかった。文章と絵はどちらがより伝わるか等々。非常に極端な例かつ色々端折りましたが、大筋は合っていると思います。 その1で今の販売方法をざっくりおさらいし、その2で責任販売制の話になります。日販のSCM銘柄やTSUTAYAの思惑、責任販売制の今後の動向などに触れる予定。時間が出来たらまじめな文章のエントリーを書くかもしれません。肝心のその2の更新は来週末になるかと思います。 だめだAA崩れるし、収まらないorz 【従来の販売方式】 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; :::::....../| ̄| ̄
斎藤環から茂木健一郎への手紙 はじめまして。 はじめておたよりします。斎藤環と申します。 茂木さんの著書は何冊か読ませていただきましたが、その精力的な活動のすべては、とうていフォローし切れていない点をまずお詫びいたします。 そのかわりといってはなんですが、妙なエピソードからはじめさせていただきます。 じつは私は、茂木さんとこれまでに何度かニアミスしているんですよ。たとえば、私は2006年の夏休みにフライブルクに行ったんですが……(といえばピンと来るかも知れませんね)、ルフトハンザ機内で私たち家族の斜めうしろに茂木さんが座っておられました。驚いたのは、往路だけならまだしも、復路の機内でもほぼ同じ位置関係で、なんというか、この「偶有性」には驚かされました。思えばあの時点で、この企画は萌芽的かつ徴候的に成立しつつあったのかもしれませんね(笑)。 私の茂木さんへの親近感はこれに留まりません。私たち
「改正案が通れば、文化の根を断つことになる」――アニメ・漫画に登場する18歳未満のキャラクターは「非実在青少年」だとして、性的描写などの内容によっては不健全図書に指定して青少年への販売を禁じる「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年育成条例)改正案に反対する漫画家などが3月15日、都議会民主党総務部会を訪ねて意見を伝え、都庁で会見を開いた(漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案)。 会見には、漫画家の里中満智子さんや永井豪さん、ちばてつやさん、竹宮惠子さんなどが参加。里中さんは「青少年を健全に育てたいという温かい気持ちから出た規制だろうが、表現規制は慎重に考えないと恐ろしい世の中になる」、ちばさんは「文化が興るときにはいろんな種類の花が咲き、地の底で根としてつながっている。根を絶つと文化が滅びる」などと強い懸念を示した。 4人に加え、この問題についてm
「本のかたち」という変わったフォーラムに行ってきた。本の未来のビジョンとスキームを語らおうという場だ。詳細は[公式サイト]を参照。 出版界の危機を反映した、真っ向勝負のテーマなのに、キャッチボールのようなやりとりに拍子抜け。初回だからこんなものか。もっと殺伐とした、顔面ありドッジボールを期待するわたしが悪か。とはいえ、普段なら得られない「気づき」があったので綴ってみる。 まずは"逃げ場としての図書館"に反応した。これは、橋本大也氏の提言の一つ「教会としての物理的図書館」の話の中で出てきた。曰く、管理教育に馴染めなかったとき、地域の図書館が一種の避難所として役に立ったという。そして、大検という選択肢があることを図書館の本で知り、人生を拓いたそうな。図書館とは「情報による救済と癒しの場」であって、「万人を迎え入れてくれて、放っておいてくれる場所」として重要だという。 おお、なんというシンクロニ
たけくまメモ 「町のパン屋さん」のような出版社 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-523f.html 安田理央 町のパン屋のように http://d.hatena.ne.jp/rioysd/20090719/p1 自分の本を好きに売ってお金儲けしましょう http://d.hatena.ne.jp/kotorikotoriko/20090721/1248103972 本の制作に全部自分が関われば安い本を売ってもちゃんとやってけますよ。というハナシ。 ちょっと話題になっているみたい。そのとおりだと思う。でも、おれは出版の世界ってよく知らないんだけれどなんか遅れているなぁと感じてしまった。 音楽の場合だと、punkでもhiphopでもtechoでもなんでもいいんだけどインディーで、自分でレーベルやっている人たちってずっと前か
資料1 書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状 平成20年6月19日 公正取引委員会 1 1 書籍・雑誌の市場動向 ○ 書籍・雑誌(取次経由)の販売金額,書籍の出回り部数及び雑誌の発行部数は 減少傾向にある。 ○ 書籍の新刊点数及び雑誌の発行銘柄数は増加傾向にある。 ○ 書籍の返品率は 40%前後で推移している。雑誌の返品率は上昇傾向にある。 ○ 出版社数及び書店数は減少傾向にある。書店の売場面積は増加傾向にある。 (1)書籍・雑誌の市場(取次経由)の推移 ※ 書籍・雑誌の流通にはいくつかの経路があるが,取次経由が書籍の約 7 割,雑誌の約 8 割を 占めていると言われている。 【書籍・雑誌の販売金額の推移】【図表 1】 ○ 書籍・雑誌の販売金額(小売価格ベース)は 2 兆 853 億円である。このうち, 書籍の販売金額は 9026 億円,雑誌の販売金額は 1 兆 1827 億円である(200
『週刊大衆』の編集長はこう考える、ヤクザと正義とヘアヌード2009年06月03日08時30分 / 提供:"『週刊大衆』" 集中連載・“週刊誌サミット”:1958年に創刊された『週刊大衆』(双葉社)はヤクザ、スキャンダル、ヌードが売りだ。 ライバル誌は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)、『週刊実話』(日本ジャーナル出版)、『実話時代』(三和出版)などが挙げられるが、中でも『週刊大衆』は娯楽のページ数が多い。 「ヤクザの記事には興味がない」という人にとっては、手に取ったこともない雑誌だろう。昨今の週刊誌不況の中で、1990年に23万部だった実売部数が、2008年でも21万部と健闘している『週刊大衆』。とはいえ部数が減少傾向にある中で、大野俊一編集長は何を考えているのだろうか? ※この記事は、5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容を掲載しています。 ●ヘアヌードは社会的に良いのか、悪いの
出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代 作者: 塩山芳明出版社/メーカー: アストラ発売日: 2009/04メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 135回この商品を含むブログ (40件) を見るBRUTUSが「大人のマンガ」特集ということで、本日は便乗して「大人(18禁)のマンガ」について書きます。(え?ちがうって?) エロ漫画と言ってもエロ漫画業界について書かれた本のご紹介。エロ漫画業界といえば、ゴージャス宝田の「キャノン先生トばしすぎ」が、業界マンガ兼エロ漫画として名作ですが、そのエロ漫画業界の編プロで編集を何十年もやっているこの道のプロ中のプロである塩山さんが、エロ漫画業界を振り返って解説したのがこの本。この業界の酸いも甘いも知り尽くしているので、業界最底辺と自嘲するエロ漫画業界に棲息する様々な人種を、異様な迫力でバッタバッタとこき下ろしていく様に圧倒されます。編集者がいかに姑息
新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に 作者: 小林弘人出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2009/04/03メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 575回この商品を含むブログ (92件) を見る知ったかぶり週報さんの記事で知った本。読んでみたら猛烈に面白く、かつ衝撃的な一冊だった。 新聞が危ないとか雑誌が危ないとか出版業界が危ないとか騒ぐ前に、新聞・雑誌とは、そもそも何なのか?その本質は何か?そもそも考えるべきじゃない?と問いかけるところから、この本はスタートする。内容はすごいので要約しない。読んでみてほしい。 読んで思ったことだけ書く。 本書は、メディアというものの本質を、明確に抉り出すことによって、既存のパッケージメディアという思考形態の枠に捉われている凡俗のわれわれの世界観を崩壊させ再構築を迫る。ここまで鮮やかだと、自分が京極堂に憑物落としをされたんじゃないかぐらいに感
タウン情報誌花形時代とその終わりについて書いた興味深いコラムにリンクします 一時期は全国に万単位の雑誌があったといわれる、タウン誌時代の終焉について秀逸な考察記事が「はてな匿名ダイアリー」に投稿されている。誰が執筆したのかは「はてな」側しか知らないが、かなり確度の高い情報である。広く知っていただきたいので、ここにまとめてリンクを張ることにした。記事を転載しないのは、はてなのサイトの特性上消える可能性が少ないからである。タウン誌、フリーペーパー、オリコミ広告、地方新聞、地域の広告関係の方々はもちろん、出版関係の方々もじわじわと後からくる話なのでじっくりと読んでいただきたい。 ■地方の雑誌メディアの終焉が近い件について ■地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記1 ■地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記2 ■地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記3 ■地方の雑誌メディア
バブル期に雑誌編集をずーっとやっていたので、市場の凋落ぶりを時間軸を追って適当に書いてみる(編集というのは、まとめることが仕事なので、自分の文が下手なのは許して)。 バブル期は意識してなかったけど、なんでも売れていた バブルへGO!!―タイムマシンはドラム式 (角川文庫) 作者: 馬場康夫,泡江剛,君塚良一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/01メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (22件) を見る 当時は何を出しても今の2倍から4倍は流通し、返品2割台(8割売れる)でそれなりの採算が取れていたから、経費に関してもデッドラインと個別の出費ガイドラインを守っていれば湯水のように使え経理もうるさくはなかった。俺は一時期はずっと返品14〜18%で会社トップだった。いまなんか、採算さえあっていたら返品5割でも休刊しないけど、そのころはバブルだから利益も出ていたとして
値上がり、予算減で 研究に影響懸念 学術雑誌の価格が高騰して、大学が購入を取りやめる事態も起きている。 「大学や独立行政法人が悲鳴を上げている。重要な情報源が維持できない」。4月10日の総合科学技術会議で、金沢一郎・日本学術会議会長は福田首相に窮状を訴えた。 山口大の図書館は昨年末、雑誌を扱う出版社シュプリンガーとの購読契約を打ち切った。千数百万円の経費削減となったが、約1300の電子雑誌が読めなくなり、研究者の個人購読に切り替えた。理系、文系を問わず、過去の成果や最新の動向を知ることは研究の第一歩。学術雑誌が読めなくなれば、その基盤が損なわれかねない。丸本卓哉学長は「買いたくても買えない。研究の根幹にかかわる」と危機感を募らせる。 他大学も、共同で複数の雑誌を割安な価格で一括購読したり、独自に蓄積した論文をホームページで無料公開したりするなどの対策を取る。しかし、研究費や論文の数が増える
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